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レインボーカード : ミニ英和和英辞書
レインボーカード[かー]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
カー : [かー]
 【名詞】 1. car 2. (n) car

レインボーカード ( リダイレクト:スルッとKANSAI ) : ウィキペディア日本語版
スルッとKANSAI[するっとかんさい]

スルッとKANSAI(スルッとカンサイ)は、近畿圏公共交通機関ストアードフェアシステム及び周遊券のネットワーク、または大阪府大阪市中央区に本社を置くその協議会の筆頭会社である。筆頭会社の正式な商号は株式会社スルッとKANSAI〔会社年設立時の商号は「株式会社スルッとカンサイ」であったが、商業登記規則改正後に商号変更を行った(Internet Archive )。〕である。
スルッとKANSAIはシステムの名称であり、カードの名称は発行社局により異なる。
== 概要 ==
1992年4月1日阪急電鉄がそれまで乗車券購入や運賃精算用として販売していたラガールカードを用いたストアードフェアシステム「ラガールスルー」の運用を開始し、1994年には能勢電鉄が自社のパストラルカードとラガールカードを共通化する形で参加。そしてこれをベースとして当時自動改札機の更新を予定していた阪神電気鉄道大阪市交通局北大阪急行電鉄の3社局にも拡張対応させ、1996年3月20日から「スルッとKANSAI」の統一名称を用いての運用を開始した。
当初、スルッとKANSAIに関わる業務は加盟各社局が分担して行っていたが、加盟社局の増加により、業務の効率化を図るため、専任事務局として株式会社スルッとカンサイ2000年7月18日に設立された。
スルッとKANSAIでは、ストアードフェアシステムの提携のみにとどまらず、各種チケットや、グッズ制作販売会社とともに加盟各社のグッズなどの企画を行い、各社主要駅などでバンダイや明治製菓(現:明治)などと共同で企画した玩具チューインガムなどを販売している。共同企画の玩具やCDやバンダイから発売されているBトレインショーティーの限定版は、基本的に一度販売されれば再発売しない方式を貫いている〔Bトレインショーティーの場合、南海電気鉄道が2005年11月と2007年9月、阪急電鉄・京阪電気鉄道山陽電気鉄道が2007年6月 - 8月、大阪市交通局が2008年1月、近畿日本鉄道が同年3月にそれぞれ一般販売用にアレンジして発売した。〕。また、乗車券用紙などの資材の一括調達も行っている(ただし、入札によることが要求される公営交通機関はこの一括調達から外れる)。
2004年からは非接触型ICカードPiTaPa」が導入された。これによりスルッとKANSAI協議会には近畿圏の交通事業者だけではなく、岡山地区静岡県の交通事業者も加盟して「PiTaPa」を導入するようになった。また、「PiTaPa」は電子マネーとしても利用できることから、自治体なども参加している(参加事業者・導入時期は「PiTaPa」の項目を参照)。
奈良県兵庫県のバス事業者でシェアの大きい奈良交通神姫バスリムジンバス大阪空港交通では使用できないが、これらの事業者も協議会には加盟しており、ICカードPiTaPaを介した共通化が図られている(大阪空港交通は伊丹空港発着便のみで、共同運行会社は一部不可の事業者あり)。水間鉄道京阪京都交通については後に加盟し、京阪京都交通は2008年3月1日から(「PiTaPa」を同時に導入)、水間鉄道・バスに関しては2009年6月1日に「PiTaPa」のみ導入した。また、滋賀県湖西地区の江若交通は協議会に加盟の上、2011年11月1日より堅田営業所の路線バス(一部をのぞく)にPiTaPaを導入した〔システム上は京阪バス扱い。〕。
大阪南部に路線網を有する南海グループ路面電車である阪堺電気軌道は、2010年11月12日に協議会に加盟したのち、2014年4月1日より「PiTaPa」のみ導入を行った。また南海バスでも同日より、堺営業所・東山営業所管内の路線バス(南海ウイングバス金岡運行分を含む)より、PiTaPaが追加導入された。
スルッとKANSAIの導入初期から利用可能であった阪急バス阪急田園バスの両社については、2012年4月1日に両社専用(阪神バスも利用可能)のIC乗車カード「hanica」を導入した(3社のバス路線には先行して「PiTaPa」が並行導入されていた)ことで、同年5月31日にスルッとKANSAI対応カードの発売を終了した後、同年9月30日に同カードの利用を終了した(唐櫃営業所管轄の路線バスとオレンジゆずるバス2013年4月30日まで利用可能だった。阪神バスでは同年10月1日以降も、同カードの発売・利用を継続)。
また、自治体などが自主運行するコミュニティバスに関しては、加盟社局であっても利用できない路線もある。
なお、2005年6月30日には大阪港トランスポートシステムが大阪市交通局へ鉄軌道事業の運営を譲渡し、2006年3月31日には京阪宇治交通とその子会社である京阪宇治交通田辺が京阪バスに吸収合併されたため、それぞれスルッとKANSAI協議会から脱退したが、加盟社局内での譲渡・合併であり、いずれの路線においても以前と変わりなくスルッとKANSAI対応カードを使用できた。
2009年3月20日の阪神なんば線の開業により近鉄-阪神-神戸高速-阪急-大阪市営地下鉄-近鉄-京都市営地下鉄-京阪(大津線系統)と路線がつながり、乗車経路がこれらの路線の多くの駅で複数になるが、近鉄生駒駅にけいはんな線と奈良線・生駒線の連絡改札があり、その改札の通過の有無(通過していない場合阪神なんば線経由となる)で乗車経路の確認が可能となっている。
2009年4月より、関東大手私鉄である西武鉄道小田急電鉄箱根登山鉄道の3社がスルッとKANSAI協議会と提携し、各種資材の共同購入を行うことが発表された〔西武鉄道・小田急電鉄・箱根登山鉄道の3社は、スルッとKANSAIと連携し、2009年4月より資材の共同購入を実施します - スルッとKANSAI ニュースリリース、 2009年3月25日、 2012年7月19日閲覧〕。
2014年夏、JRグループの事業者として初めて西日本ジェイアールバスが協議会に加盟した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「スルッとKANSAI」の詳細全文を読む




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