翻訳と辞書
Words near each other
・ レイヴン (ギルティギア)
・ レイヴン (バンド)
・ レイヴン (女優)
・ レイヴン (曖昧さ回避)
・ レイヴンズ
・ レイヴンズクロフト
・ レイヴンズデイル男爵
・ レイヴンズデール男爵
・ レイヴンズパス
・ レイヴン・ダークホルム
レイヴ・オン
・ レイ・H・ラフッド
・ レイ・H・ラフード
・ レイ・T・ウィルソン
・ レイ・アサートン
・ レイ・アム
・ レイ・アレン
・ レイ・アンソニー・ヨンソン
・ レイ・ウィリアム・ジョンソン
・ レイ・ウィルキンス


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

レイヴ・オン : ウィキペディア日本語版
レイヴ・オン

レイヴ・オン (Rave On〔アトランティックのソニー・ウェスト盤では、感嘆符「!」を付けて「Rave On !」と表記されていた。しかし、ホリー盤では感嘆符が脱落し、そちらが広く用いられているが、ホリーへの言及の中で感嘆符が用いられる場合もまれにある。〕)」は、1958年ソニー・ウェスト (Sonny West)、ビル・ティルグマン (Bill Tilghman)ノーマン・ペティ (Norman Petty} の共作として書かれ、ソニー・ウェストが最初に録音して、同年2月にアトランティック・レコードから、Atlantic 45-1174 としてリリースされた曲〔Rockabilly Hall of Fame 〕。これに遅れて4月にバディ・ホリーが吹き込んだバージョンがヒットし、ホリーが同年中にチャートへ送り込んだ6曲のうちのひとつとなった。レコード冒頭の、低い音から引きずるように立ちがる「Well …」という節回しや、ホリーのトレードマークになっていたしゃっくりのような「Weh-uh-heh-uh-ell…」といったヒーカップ唱法などの特徴で、ホリーはたちまち、聞けば誰が歌っているのかすぐに分かるようなアーティストとして認知されるようになった。
ホリーのレコードの大半は、マネージャーでもあったノーマン・ペティニューメキシコ州で制作していたが、「レイヴ・オン」は、ニューヨーク市で、音楽プロデューサーバンドリーダーでもあった ミルトン・デラッグ (Milton DeLugg) によって録音された。ホリーのバージョンは、2004年の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」において第154位にランクされた。曲の題名は、1956年サン・レコードで録音されたカール・パーキンスの曲「ディキシー・フライド (Dixie Fried)」のリフレインで「rave on」という言葉が使われていることにインスピレーションを受けている。
== 他のバージョン ==

* イギリス音楽プロデューサージョー・ミーク (Joe Meek) は、歌手マイケル・コックス (Michael Cox) のバージョンをプロデュースし、1964年にリリースした(HMV POP1293 A:B面は「Just Say Hello」)。
* イギリスフォークロック・バンドのスティーライ・スパンは、この曲を1970年に最初のシングルとして発表した。
* ニッティ・グリッティ・ ダート・バンド (Nitty Gritty Dirt Band) は、1970年のアルバム『''Uncle Charlie & His Dog Teddy''』にこの曲のカバーを収録している。
* コマンダー・コーディ&ヒズ・ロスト・プラネット・エアメン (Commander Cody and His Lost Planet Airmen) は、1973年のアルバム『''Country Casanova''』にこの曲のカバーを収録している。
* ムーディー・ブルースウイングスで活躍したギタリストであるデニー・レインは、1977年ポール・マッカートニーがプロデュースしたバディ・ホリーのトリビュート・アルバム『''Holly Days''』で、この曲をカバーした。
* アメリカ合衆国ボストン出身のパンク・バンド、ザ・リアル・キッズは、1977年セルフタイトル(バンド名と同じ名の)アルバム『''The Real Kids''』にこの曲のカバーを収録している。
* ブルース・スプリングスティーンEストリート・バンドは、初期にこの曲を演奏しており、1978年ロキシー劇場 (Roxy Theatre) での演奏などが知られている。
* 1980年にはデンマークデルタ・クロス・バンド (Delta Cross Band) によるバージョンがヒットとなった。
* ジョン・メレンキャンプも、1988年の映画カクテル』のサウンドトラックで,この曲を歌っている。
* 1990年代はじめ、オーストラリアでは、(オーストラリアの代表的な菓子メーカーであるアーノッツ・ビスケット社 (Arnott's Biscuits) の商品のひとつ)「Arnott's Shapes」のテレビ・コマーシャルで、コミカルな背景音楽として用いられていた。また、この曲は、1998年の映画カラー・オブ・ハート』でも部分的に使用された。
* マーシャル・クレンショウ (Marshall Crenshaw) はライブでこの曲をカバーし、セルフタイトル・アルバム『''Marshall Crenshaw''』の再発に際して、この曲をボーナス・トラックとして追加収録した。
* ステイタス・クォーは、2000年のアルバム『''Famous In The Last Century''』にこの曲のカバーを収録している。
* 2001年にデビューしたデンマークのロック・バンドであるザ・レヴォネッツは、バンド名について「完全かつ直接にザ・ロネッツと、バディ・ホリーの「レイヴ・オン」に言及したものだ」と述べている〔Interview with The Raveonettes, David Shankbone, ''Wikinews'', October 16, 2007〕。
* M・ウォード (M. Ward) は、2009年のヒット・アルバム『''Hold Time''』にこの曲のカバーを収録している。
* 2011年に出たバディ・ホリーのトリビュート・アルバム『''Rave On Buddy Holly''』では、ジュリアン・カサブランカスがこの曲をカバーした。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レイヴ・オン」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.