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レキップ紙 ( リダイレクト:レキップ ) : ウィキペディア日本語版
レキップ

レキップ(仏語:L'Équipe 、「チーム」の意)は、フランス全土で発刊される日刊スポーツ新聞で、エディシオン・フィリップ・アモリ( Éditions Philippe Amaury 。略称EPA ) に所属する。
レキップ紙は、サッカーラグビーモータースポーツ自転車競技の報道で知られている。
その前身は、ロト( L'Auto )というよく知られたスポーツ紙である。
ロト紙は1903年、購買部数の上昇を狙って、自転車競技のツール・ド・フランスを設立した。
マイヨ・ジョーヌと呼ばれる黄色いリーダージャージは、1919年のレースから着用されるようになった。
これは、ロト紙発行に使われていた新聞紙の、特徴ある黄色を反映してのことだといわれる。
のちにUEFAチャンピオンズリーグとなる大会もまた、レキップ紙の記者ガブリエル・アノの発案であった。
==歴史==

===ロト・ヴェロ L'Auto-Vélo===

レキップ紙の前身ロト紙の創刊は、アルフレド・ドレフュス、つまりドレフュス事件に深い関わりがある。
戦後の困窮と反ユダヤ主義との中、フランスの旧敵ドイツへの通牒者としてドレフュスが訴えられ、彼が有罪か無罪か、社会を2分する論争となった。
ドレフュスは不公正な裁判ののち監獄島へ追放され最終的には無罪を獲得したが、社会の分裂の様相は内紛に近いほどであったし、現代フランス社会にもその影響を残すこととなった。
フランス最大のスポーツ紙ル・ヴェロは、スポーツ報道に政治的コメントを交わらせた。
編集長のピエール・ジファールは、ドレフュスの無実を信じて同様の発言も行い、主たる広告主から強烈な反発を受けた。
自動車制作に携わるデ・ディオン伯爵や、実業家のアドルフ・クレモン、エデュアール・ミシュラン等である。
ジファールの政見に失望した彼らは、ル・ヴェロの競合紙を創刊しようとした。
編集者は著名な自転車競技選手アンリ・デグランジュであった。
デグランジュは自転車競技の戦略とトレーニングの本を出版し、クレモンのもとで広告ライターとして働いていた人物であった。
デグランジュは意志は強かったが疑り深い性格で、彼の名の下に開催されるツール・ド・フランスの成功を確信できず、1903年の第1回レースに出場しなかったほどであった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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