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レトロゲーム(Retro Game)とは、「古いゲーム」「昔のゲーム」といった意味で使われるが、プレイヤーの年齢によりその範囲が異なるため、世代によって多少のばらつきがある。レゲー、レトゲー、オールドゲーム、懐ゲーなどとも呼ばれる。 == 概要 == 明確な定義が設けられているわけではなく、特に家庭用ゲーム機においては主に年代によって変化していく概念である。2003年ごろはファミコン以前を指していた。2007年ごろにはセガサターン・プレイステーション(1994年)より前に発売されたハードの作品を指していた。その後、特にゲーム通販サイトでは、2011年のレトロゲームに加え、セガサターン、プレイステーション、さらにはニンテンドー64やドリームキャストらを含むことがある。 なお、アメリカでは1990年代までのゲームを指している。 また、いくら古くても、数多く現役稼働しているようなタイトル(『コラムス』など)はレトロゲームとは呼ばれないこともある。 業務用機なら1990年代初頭以前を指すことが多いが、一定ではない。 アーケードゲームの場合は、ソフトウェアとハードウェアが一体で提供されるため、ゲーム性は必ずしも再生用ハードウェア性能に依存しない。とはいえ、コントローラーを汎用のもので代替するなど、様々な工夫が求められる場合もある。 またエミュレータの形で、特に発売から年代が経過したハードに関しては、汎用のパソコンやスマートフォン上やプレイステーションポータブルでプログラムを擬似的に動かす技術がある。これらのエミュレータ技術や後述の互換機の恩恵を受け、比較的年代の古いゲームでも長期に渡って愛され続けているものが数多くある。ただし、エミュレータに関しては法的な問題点が多い。特に、ゲームの違法なアップロードおよびダウンロードによる著作権侵害の問題が懸念されている。 古いものの中には様々な実験的アイデアが盛り込められていたり、奇抜さを狙って作られたものがある。一方で最新技術を利用したゲームにはない素朴さやわかりやすさをもつものがある。加えて当時、高額で人気のあったソフトでも中古にて安価で購入できる利点がある。こうした点から好んでレトロゲームを利用する層および利用層に向けた市場が形成されている。 古さがかえって斬新に見えることから、意図的にレトロゲームの雰囲気をねらって製作された『ロックマン9』や、レトロゲームをプレイする『ゲームセンターCX 有野の挑戦状』シリーズなども製作されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レトロゲーム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Retrogaming 」があります。 スポンサード リンク
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