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レコーディング・エンジニア : ミニ英和和英辞書
レコーディング・エンジニア[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

レコーディング・エンジニア : ウィキペディア日本語版
レコーディング・エンジニア[ちょうおん]
レコーディング・エンジニア()はレコードCDなどの音楽録音物の制作に従事し、音響の調整と録音などを行う技術者の呼称 〔単に「エンジニア」または「ミキサー」と呼ばれることもある〕 で、音響技術者の一形態である。レコーディング・エンジニアとミキシング・エンジニアに分類する事も可能で、録音だけの担当でミキシングは行わない場合には「レコーディング・エンジニア」と呼称またはクレジット記載され、録音は担当せずにミキシングのみ行う場合には「ミキシング・エンジニア」と呼称またはクレジット記載される。一般的には録音とミキシングの双方を行う事が多いため「レコーディング & ミキシング・エンジニア」という表記が多い。
==概略==

レコーディング・エンジニアの第一の責務は、レコーディングにおいて歌や演奏を的確によりよい音で録音することにある。エンジニアという専門職が必要とされるのはスタジオとコントロール・ルーム内にミキシング・コンソールや各種エフェクター等の電気または電子的音響機器が数多く介在し、それらハードウェアをエンジニアリングするからであり、音楽の知識・素養、機材の使い方だけではなく、最低限の電気工学音響工学などの専門知識も必要とされる。
そして、エンジニアは録音音源となるシンガーや楽器と最も近い立場にいることから、アーティスト音楽プロデューサーディレクターらが求める音質及び音楽性を把握し、信頼関係を構築し円滑なコミュニケーションをとる能力も必要とされる。特にミキシングはエンジニアの個性や感性が最も顕著に表れる作業であり、この善し悪しでエンジニアが選定されることが多い。
音楽への関わり方は人によりけりであるが、あくまでもミキシングなどのエンジニアリングに特化した活動をする人もいれば、歌手やミュージシャンにディレクション的アドバイスを送ったり、より積極的にプロデュースを兼ねた参加方法で音楽に関わろうとする人もいる 〔エンジニアの立場に飽き足らず、エンジニアリングと兼務してプロデューサーやディレクターとして活躍の場を広げる人もいる。〕 。また、オリジナル版を完成させたミキシング・エンジニアとは別の自由な立場で音源を作り替えたりするリミックスを手がける事もあり、その分野で活躍しているエンジニアの事は「リミキサー」または「リミキシング・エンジニア」と呼称されている。
稀な例だが、アラン・パーソンズリー・ペリーなどのようにスタジオのエンジニア出身でありながら、作曲、プロデュース、アレンジ、演奏などもこなし、アーティストとして活動している人たちも存在する。またそれとは逆に、元々はプロデューサー、ミュージシャン、シンガーなどであってもエンジニアリングを学び、レコーディングやミキシングのエンジニアリングをこなす人たちも存在し、大滝詠一トム・ショルツなどはアーティストでありながらエンジニアの役割を担っている。 〔従来は稀な例であったが、近年では安価で高音質なDAWなどのデジタル録音機器が普及したことで、低予算のプロジェクトではアーティストやアレンジャーなどがエンジニアリングを兼務することも多くなっている。エレクトロニカのような音楽と音響が一体化したDJ分野でも同様である。〕
レコーディング作業においてレコーディング・エンジニアの補佐的作業やマルチトラック・レコーダーの操作などを受け持つフリーランスまたはスタジオなどに所属する「アシスタント・エンジニア」または「セカンド・エンジニア」も音楽制作業務に関わる分類分けとしては、レコーディング・エンジニアとして分類される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レコーディング・エンジニア」の詳細全文を読む




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