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さそり座υ星(さそりざウプシロンせい、Upsilon Scorpii、υ Sco)は、さそり座の恒星で3等星。さそり座λ星と肉眼でも見える二重星となっている。 将来、相当大きな白色矮星として寿命を迎えるだろうと予測される〔。 == 名称 == 固有名はレサト〔 (Lesath〔, Leschath, Lesuth) という。この言葉の由来は以下の複雑な経緯を辿ったものと考えられている〔〔。 # トレミーが著書「テトラビブロス」 (''Tetrabiblos'') の中で散開星団M7などの天体を表すために用いた「(霧状の)塊」を意味する言葉が、アラビア語で「点」を意味する ''al laţkha'' と訳された。 # ''al laţkha'' がラテン語で ''alascha'' としてサソリの尾を示すものとして使われた。 # 中世には ''alascha'' はアラビア語で「(毒を持つ生物の)一刺し」を意味する ''lasʿa'' に結び付けて考えられた。 # その後、綴りが誤って ''Lesath'' と伝えられた。 中国では「尾宿」、日本ではλ星のシャウラとともに「兄弟星」という意味のおとどい星〔とも呼ばれる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「さそり座ウプシロン星」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Upsilon Scorpii 」があります。 スポンサード リンク
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