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レジパスビル（Ledipasvir、開発コード：GS-5885、レジパスビル・ソホスブビル合剤商品名：ハーボニー）はC型肝炎の治療薬である。C型肝炎ウイルス（HCV）の阻害効果を持つ。レジパスビル・ソホスブビルを組み合わせて投与すると、HCV複製の直接的阻害効果を示し、インターフェロン又はリバビリンを併用する事無く、ジェノタイプ1a又は1bのC型肝炎を治療する事が出来る。 2013年の第20回レトロウイルス及び日和見感染症学会（Conference on Retroviruses and Opportunistic Infections、CROI）で発表されたデータでは、ヌクレオチドアナログであるソホスブビル、レジパスビル、リバビリンの3剤併用療法のジェノタイプ1ウイルスに対する12週ウイルス学的著効率（SVR12）は100％であった。これには、未治療のC型肝炎も前治療に反応しなかった肝炎も含まれる〔ELECTRON: 100% Suppression of Viral Load through 4 Weeks’ Post-treatment for Sofosbuvir + Ledipasvir (GS-5885) + Ribavirin for 12 Weeks in Treatment-naïve and -experienced Hepatitis C Virus GT 1 Patients . Gane, Edward et al. 20th Conference on Retroviruses and Opportunistic Infections. March 3–6, 2013. Abstract 41LB.〕〔CROI 2013: Sofosbuvir + Ledipasvir + Ribavirin Combo for HCV Produces 100% Sustained Response . Highleyman, Liz. HIVandHepatitis.com. 4 March 2013.〕。 ソホスブビル・レジパスビル合剤についてリバビリン併用有り／無しの両方の治療が試験された。2014年2月、インターフェロン及びリバビリンの併用無しのソホスブビル・レジパスビル経口剤治療が米国FDAに承認申請され、同年10月にレジパスビル90mg・ソホスブビル400mgの合剤が承認された。日本では2015年7月に承認された。 ==効能・効果== 日本で承認されている効能・効果は正確には「セログループ1（ジェノタイプ1）のC型慢性肝炎又はC型代償性肝硬変におけるウイルス血症の改善」である。 この合剤は未治療のC型肝炎にも既治療のC型肝炎にも有効である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「レジパスビル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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