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レダマ
レダマ(麗玉、学名:''Spartium junceum'')は、マメ科レダマ属の落葉低木である。レダマ属の唯一の種で、花木として庭などに植栽されている。 ==性状== 地中海沿岸の日当たりと水はけの良い、特に砂地に多く分布している低木で、樹高は2~4メートルくらい、幹は直立し、根元では直径10cm近くになることもあるが、枝はもろい。エニシダ属やヒトツバエニシダ属によく似ているが、萼の形が少し違っている。葉は非常に細いが、これは乾燥地に耐えるためで、代わりに明るい緑色をした枝が、光合成を助けている。花は通常6月ころに咲き、直径2cmくらいの明るい黄色の蝶形花で、開花期には木全体が花で覆われる。強い香りがあるが、やにくさい、あるいは安物のポマードを連想させるにおいで、日本人では好き嫌いが分かれる。 日本には江戸時代初期に渡来して庭木などに利用された。性質が強く、アメリカ合衆国中西部や南アメリカ、オーストラリアなどに帰化しているが、湿度の高い日本では、開花させることはできるが、比較的短命で枯れることが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レダマ」の詳細全文を読む
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