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レッドキングは、『ウルトラマン』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する架空の怪獣。別名「どくろ怪獣」(マックス版は除く)。 == 概要 == 「ウルトラシリーズ」では初の、「具体的に強い」と設定された怪獣である。好戦的かつ凶暴でありながらも、コミカルな描写が多い。全身が蛇腹のような凹凸に覆われたデザインが特徴的で、高さを強調するために足元から頭頂部への体形は細くなっている。初登場は『ウルトラマン』の第8話であり、その着ぐるみの頭部を取り替え、体色を青く塗り直してアボラスとして第19話で再利用された後、再度頭部を作り直して第25話に再登場した。 当初のデザインでは名前の通りに赤い体色だったが、高山良策から納品された着ぐるみは後年にも知られる白系統の体色だったため、デザイナーの成田亨は驚いた。しかし、塗り直さずに撮影されたため、そのまま定着することとなった。後年の円谷プロには、「この上なく凶暴で赤い血を見ることを何よりも好むため、レッドキングと呼ばれている」と設定される。また、脚本には「恐竜とキングコングを合体したような怪獣」と書かれていた。 1989年の児童誌『ウルトラ絵本シリーズ・1 ウルトラマン』の11-12頁ではレッドチョップ、30文キックという技名が紹介されている。 幻冬舎の書籍『21世紀ウルトラマン宣言』によれば、古来より強靭な肉体を誇っていたレッドキングの種族は超能力を身に付ける必要がなかった。後にそれが災いして他の怪獣に進化の面で遅れ、現代では30頭程度しか残らない絶滅危惧種に指定され、保護のために詳しい生態は非公開となった。また、それらの活動を行っている「WMF」(世界怪獣保護基金)という団体が存在することが記述されている。なお、同書籍や竹書房の『ウルトラマンベストブック』のコラムでは、「手足の蛇腹は最終話に登場したゼットンへ異種交配によって受け継がれた」と記述されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レッドキング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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