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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ スペシャル : [すぺしゃる] 1. (adj,n) special 2. (adj,n) special
レッド・スペシャル (Red Special) は、イギリスのロックバンド・クイーンのギタリスト、ブライアン・メイが持つオールハンドメイドのエレクトリック・ギター。 1963年8月、ブライアンが16歳の頃から父ハロルドと共に製作を始め、完成までに5年以上の歳月を費やした。ボディには、ブライアンの友人の家の捨てる予定だった100年以上前の暖炉の木材(オークとマホガニー)が使われている。現在もブライアンは改良を重ねた上でレッド・スペシャルを愛用している。 == 音色 == ギターであるにも拘らず、ジョン・ディーコンの製作した「ディーキーアンプ」と組み合わせることでヴァイオリンなどの数種の楽器に似た音色が出せる。計算されたハーモニーをギターで多重録音することでシンセサイザーのような音色を出せたため、「No Synthesizers」という注意書きが初期のアルバムに入っていた。 ソリッドギターに見えるが実は大きなザグリが両サイドに設けられており、フィードバック奏法をしやすく設計してある。ブライアンはインタビューでフィードバックさせることを目的にギターを作ったのは世界で自身が初めてではないかと言っている。このホローボディ構造と超ディープジョイントの極太ネック、枯れた木材などのコンビネーションが生み出すギターとしての音色は非常にユニークな響きを持ち、さらにブライアンがイギリスの6ペンス硬貨をピックとして用いることでブライアンのギター音色は唯一無二なサウンドとなっている。 一般的なギターとは異なり、3つあるピックアップが並列ではなく直列に接続されているため、ピックアップのon-off及びそれぞれの位相(フェーズ)を入れ替えるスイッチの組み合わせにより劇的な音色の変化が得られるようになっている。特にフロントとミドルをさせたサウンドは倍音が非常に強調され、ボヘミアンラプソディーのソロで聞かれるようにレッドスペシャルでないと出せない音色になっている。スイッチの組み合わせによって13通りの音色を出すことができる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レッド・スペシャル」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Red Special 」があります。 スポンサード リンク
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