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レッドブル・RB8 () は、レッドブル・レーシングが2012年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。 == 概要 == === 構造 === 2009年のRB5の流れを汲む4世代目のマシン。基本的なメカニズムは前年のRB7の正統進化型となる。 最大の特徴はノーズの段差部分に設けられた「レターボックス・スロット」と呼ばれる細い吸気口である。ニューウェイはこれを「ドライバーの冷却用」と説明したが、別の用途が疑われた〔RBRの「レターボックス・スロット」の用途は? - オートスポーツweb(2012年2月14日)〕〔モノコック前部断面(フロントバルクヘッド)の写真 - Formula1.com〕。 2012年よりエンジン排気の空力的利用(ブロウンディフューザー)が規制され、この分野をリードしていたレッドブルは不利益を被った。エキゾーストを中心に設計したRB7はリアの車高を高くすることができたが、RB8では開発コンセプトを再検討することになった〔。 排気口の位置と排気方向は試行錯誤がみられる。最初のバージョンではリアサスペンションの付根近くに排気口を設け、車体中央寄りに排気を向かわせていた。実戦バージョンでは排気口の位置が前方外寄りに移動し、排気がサイドポッドのスロープに沿ってディフューザー方向に流れるタイプに変わった。また、サイドポッド側面より気流が流れ込むトンネルが追加され、立体交差のような構造となった。改良バージョンではトンネルの穴が前後2つに増えた〔Red Bull RB8 - revised rear bodywork - Formula1.com(2012年6月24日)2012年12月12日閲覧。〕。 シーズン終盤には、メルセデスやロータスがテストしていたダブルDRSが搭載されたと見られる〔Red Bull RB8 - 'double-DRS' device - Formula1.com(2012年10月7日)2012年12月12日閲覧。〕。メルセデスの装置と同じく、リアウィングのDRSを作動させた際に露出する「穴」から空気を取り入れるが〔、メルセデスのようにフロントウィングに作用するのではなく、リアの下段ウィング(ビームウィング)から放出してディフューザーの効果を失速させるものと考えられる〔レッドブル絶好調の秘密はダブルDRSではない? - レスポンス(2012年10月9日)2012年12月12日閲覧。〕。これにより弱点であった直線スピードが改善された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レッドブル・RB8」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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