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レッド・フェイバー : ミニ英和和英辞書
レッド・フェイバー[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

レッド・フェイバー : ウィキペディア日本語版
レッド・フェイバー[ちょうおん]

アーバン・クラレンス・フェイバーUrban Clarence "Red" Faber , 1888年9月6日 - 1976年9月25日)は、アメリカ合衆国アイオワ州カスケード出身のプロ野球選手投手)。右投げ両打ち。
シカゴ・ホワイトソックスで20年間活躍、通算254を挙げた。以降もスピットボールを公式に認められていた投手の一人であった。にアメリカ野球殿堂入りを果たした。
== 経歴 ==

MLBピッツバーグ・パイレーツと契約し、傘下マイナーリーグ投手としてキャリアを開始した。
8月にはマイナーで完全試合を達成している。
に右腕を負傷し、その際にチームメイトからのアドバイスを参考にスピットボールを習得した。
シカゴ・ホワイトソックスチャールズ・コミスキーオーナーニューヨーク・ジャイアンツジョン・マグロー監督との雑談中に提案をして実現した10月からのジャイアンツとホワイトソックスの合同の世界周遊野球チームに参加し、好投した。
世界周遊から帰国した後の4月17日に移籍先のホワイトソックスでMLBデビュー。同年は40試合に登板して109防御率2.68の成績を残した。
翌は24勝14敗・防御率2.55を記録した。
には防御率は1.92にまで下がった。同年のワールドシリーズでは全6戦中4戦に登板して計3勝を挙げ、特に第4戦から第6戦までは3連投して2勝を挙げる活躍をしてチームをワールドチャンピオンに導いている。また、同年9月のダブルヘッダー2試合とその翌日の試合に連続して先発登板し3試合連続で先発登板している。これ以降はMLBで3試合連続先発登板は行われず、にザック・グレインキーが記録するまで95年間行われなかった。ただし、グレインキーは1試合目の投球数は4球で、2試合目と3試合目の間にオールスターゲームがあったため、8日のインターバルがあった〔
〕。
第一次世界大戦が終盤に差し掛かったシーズン中にアメリカ海軍に従軍した。
は腕や足首の故障があった上に当時世界的に流行していたスペインかぜインフルエンザ)にも苦しみ、一時的に数週間解雇されてしまった。
はフェイバーにとっても激動の年になる。この年からいわゆるライブボール時代に突入して投手が軒並み成績を落とす。フェイバーは投手側の救済処置によってスピットボールを投げる事が認められた17投手のうちの一人であった。同年にエディ・シーコットレフティ・ウィリアムズディッキー・カーと共に史上初の20勝カルテットを形成した。しかしケネソー・ランディスコミッショナーによって、シーコットとウィリアムズは翌にブラックソックス事件のため、カーはに給与カットに不満を持ってチームからの放出を要求したために永久追放処分を科された。3人の先発投手を短期間に失った中で、フェイバーは1920年から1922年にかけて3年連続で20勝以上を挙げ、うち1921年と1922年は最優秀防御率のタイトルを獲得する活躍を見せている。
からまでリリーフ投手として3年連続で40試合近く登板した。
1933年に球団側が提示した年俸3分の1カットの翌年の契約プランに激怒して他球団への移籍を望んだが認められず、45歳で現役を引退した。
からまでホワイトソックスの投手コーチを務めた。
ベテランズ委員会による投票でアメリカ野球殿堂入りを果たした。
1976年9月25日イリノイ州シカゴにて死去。。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「レッド・フェイバー」の詳細全文を読む




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