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レフレックス受信機(英: reflectional receiver、reflex radio)とは、ラジオ受信機の構成方式のひとつで、1つの増幅回路を高周波(RF)にも低周波(AF)にも利用する。増幅した高周波信号から検波によって取り出した音声信号を、再び同じ増幅回路に戻す。二回目は音声信号の周波数で増幅し、イヤホンやパワーアンプに出力する。 一般に、高周波増幅回路の負荷抵抗を高周波チョークにすることがよく行われるが、そこで単なるチョークコイルではなくチョークトランスを使用しその2次側から誘導結合で取り出すか、チョークの手前にキャパシタを繋いで容量結合で、高周波信号を取り出す。取り出した高周波信号は検波回路(ダイオードなど)を通して低周波の音声信号にする。この低周波信号を直結か容量結合で増幅回路の入力にもう一度入れる(バイアス回路の一部を兼ねるようにすると、直結による単純な回路になる(右の回路例を参照))。増幅回路で増幅された低周波信号は高周波チョークを通り抜けるので、それを取り出してイヤホンかパワー段に出力する。 レフレックス受信機は部品数が少なく、小型化が容易である。また、消費電力が少ない。しかし安定性はよくなく、容易に発振する。設計では、バイパスコンデンサ等による電源やアースの安定化(信号の回りこみ抑止)と、単純な回路だけに高度な手法は使えないが高周波と低周波のフィルタリングの塩梅といった点が重要である。一般に高周波回路の設計で必要とされる諸注意についてはもちろんだが、増幅器の線形な特性の範囲を外すと相互変調 (IM) が起きることや、信号を入力に戻しているために残存している高周波により再生式のような正帰還が軽く掛かっていることなど、異常発振の要因が多く、設計と実装においては配慮が必要である。 == 外部リンク == *回路図 (FEDA製 model 160 ニュートロダイン型ラジオ)1920年代のレフレックス受信機 *回路図 (ゼネラル・エレクトリック製 model F40 ラジオ)1937年から製造されたレフレックス受信機 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レフレックス受信機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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