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レンサ球菌咽頭炎またはレンサ球菌扁桃炎(英:Streptococcal pharyngitis、口語的にはstrep throatと呼ばれる)は、A群β溶血性レンサ球菌(化膿レンサ球菌)によって惹き起こされる咽頭炎の一種である。扁桃を含む咽頭に炎症を起こし、喉頭まで広がることもある。よくみられる症状に、発熱、咽頭痛、リンパ節の腫脹がある。小児の咽頭痛の37%〔、成人の咽頭痛の5~15%がレンサ球菌咽頭炎によるものである〔。 レンサ球菌咽頭炎は感染者との密接な接触によって広がる伝染性疾患である。咽頭培養によって診断を確定するが、治療法は症状次第であるため、必ずしも培養を実施する必要はない。レンサ球菌性であることが強く疑われる症例や確定した症例には、合併症の予防および早期回復のいずれの面からも抗生物質が有用である〔。 ==症状と徴候== レンサ球菌咽頭炎の典型的な症状は、咽頭痛、以上の発熱、扁桃の滲出(扁桃上にみられる膿)、頸部リンパ節の腫脹である。 症状にはこのほか頭痛、吐き気や嘔吐、腹痛、筋肉痛 〔、猩紅熱様の発疹や口蓋点状出血などがあり、口蓋点状出血はあまり一般的にはみられないが、非常に特異的な所見である〔。レンサ球菌咽頭炎の症状発現までの潜伏期間は病原菌と接触してから1~3日程度である〔。発熱や眼の充血、嗄声、鼻水、口腔内潰瘍のいずれもみられない場合、レンサ球菌咽頭炎は考えられにくい〔。 File:StrepAug2010.JPG|口を大きく開けた状態で咽頭を撮影。咽の感染が認められ、培養試験でA群レンサ球菌陽性。腫脹した扁桃腺に白い滲出物が付着している。 File:Streptococcal pharyngitis.jpg|口を大きく開けた状態で咽頭を撮影。軟口蓋に点状出血(小さな赤い斑点)が認められる。これは頻度は低いが特異度の高いレンサ球菌咽頭炎の所見である〔。 File:Strep throat2010.JPG|咽頭の奥の扁桃腺が腫脹し白い滲出物に覆われている。培養試験でレンサ球菌咽頭炎陽性の8歳の小児。典型的な扁桃からの滲出がみられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レンサ球菌咽頭炎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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