|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ ビー : [びー] (n) bee, (n) bee
レーザープリンター (laser printer)は、レーザーによる感光を印刷に利用する印刷機。コンピュータの周辺機器の一種。 カラー印刷も可能で、オフィス・家庭用として高速な部類に属する。アメリカ合衆国シリコンバレーに位置するパロアルト研究所で開発された。LBP(laser beam printer、レーザービームプリンター)と表される場合もある。 == 動作原理 == コンピュータから送られた印刷イメージデータを内部の演算プロセッサでメモリ上に展開し、イメージを帯電された感光体(大抵はドラム型)にレーザー等の光源を照射し、その部位の電圧を変化させる(印刷イメージに沿って行われる)。感光体の照射された部分にトナー(顔料+ワックス+外添剤で出来ている粉)が静電気の力で付着する(外添剤の働きにより、静電気に反応しやすい)。感光体上に出来たトナーの電気的な潜在画像は、感光体とは逆の電圧(電位)がかかっている転写ロールにより用紙に転写される(転写ロールの上を用紙が通過)。その後、定着ローラーの熱と圧力によって用紙上にトナーを定着させ、紙の上に印刷結果が得られる。 一度に一枚を印刷するのでページプリンターと呼ばれることもある。印刷速度が紙のサイズにほぼ影響しない(プリンター内部の印刷イメージ展開の演算速度は別で、各種設計図面などのようにイメージが複雑になると速度が遅くなる傾向がある)。 カラー印刷は、以前は各色(色料の三原色であるシアン=C・マゼンタ=M・イエロー=Yと黒=Kの4色)を重ね刷り(4パス)で実現したが、最近は各色のトナーを転写ベルトの上に乗せ、画像全体を一度に転写する(1パス)方式が多くなっている。 ドラムを使うなど、コピー機とその基本的な原理は同一であるが、帯電方式や感光体の種類、光源等の部品が異なる場合がある。その一方でオフィス機を中心にコピー機の作像部をそのまま流用している機種もある(メーカーとしては、部品、組立、メンテナンスの共用共通化などメリットがある)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レーザープリンター」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Laser printing 」があります。 スポンサード リンク
|