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レール山越器(レールやまこしき)は、鉄道の保線作業においてレールを吊り上げて移動させるための機材である。 == 構造 == レール山越器は、角パイプを2本並べた走行桁と、その両端に走行桁を支える支持脚(高さ約1m)が取り付けられている。本体材質はアルミ製が主流。 走行桁の上を走行車輪を取り付けたチェンブロック(手動巻上げ式ホイスト)が走行し、レールを吊り上げた状態で桁方向に移動できる。通常は2台を1組として定尺レールの両端を吊り上げるが、吊り上げるレールの長さによって1本のレールを複数台の山越器で吊り上げる場合もある。標準的な山越器は耐荷重1.5tで、支持脚は片側が高さを自在に変更できる伸縮式で、もう片側は固定式を装備している。 走行桁長さは3mが主流だが、1mから5mのものが存在する。レール用のほか、分岐器用(耐荷重3t)やレール運搬車積降用(脚高さ3m)など、多くのバリエーションが存在する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レール山越器」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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