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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ロイヤルメール(英語:)は、イギリス(連合王国)で郵便事業を営む企業であり、ロイヤルメール・ホールディングス公開有限会社(Royal Mail Holdings plc)がロイヤルメール・グループの持ち株会社となっている。同グループはロイヤルメールのブランドで郵便事業を営み、パーセルフォース(Parcelforce Worldwide)のブランドで物流・小包宅配事業を営むほか、国際物流企業のジェネラル・ロジスティクス・システムズ(General Logistics Systems)、窓口業務を行うポスト・オフィス・リミテド(Post Office Ltd.)などを保有・運営している。2013年にロンドン証券取引所に上場を果たした。 ==概説== ロイヤルメール・ホールディングスは公開有限会社(public limited company)であり、イギリス政府のビジネス・イノベーション・職業技能省(Secretary of State for Business)が50,004の普通株と1の特別株を持ち、財務省法務官が1の普通株を持つ。 かつて、イギリス政府の機関として郵政省(General Post Office)があり、同省によってロイヤルメールの配達などが行われていた。省の代表は郵政大臣であり、郵政大臣はイギリスの内閣の一員であった。1969年に公社化され、法人となった。2001年11月に、その業務の大部分はコンシグニア公開有限会社(Consignia plc )に移管され、旧郵便局会社は2007年に解体された〔。コンシグニアはコンシグニア・ホールディングス公開有限会社(Consignia Holdings plc)へと改称し、その後、現行名称であるロイヤルメール・ホールディングス公開有限会社へと改称した〔WebCheck entry for "Royal Mail Holdings plc" 〕 ロイヤルメールは1980年代から1990年代の間、民有化されないまま、政府保有の株式会社の形態を取っていた。2009年6月4日にイギリス庶民院で、郵政事業を部分的に民有化する法案が提案されたが、その後の景気後退により法案は延期されている。 ロイヤルメールはイギリス全土とその植民地での郵便の集配に関するユニバーサルサービスの義務をおっている。郵便物は郵便ポストで収集されて郵便局に集められるか、法人からまとめて郵便局に運び込まれる。日曜日と法定休日(Bank Holiday)以外、1日に少なくとも1回はイギリス全土で郵便物が配達される。イギリス全土で、1等郵便物(First Class deliveries)は翌営業日には届けられる〔http://www.royalmail.com/portal/rm/content1?mediaId=50800724&catId=400029〕。 2006年の時点で、ロイヤルメールは8千4百万の物品を毎営業日に配送しており、全土に14,376の郵便局を持ち、歳入は9兆0560億ポンド、税引前の利益は3億1200万ポンドにのぼる。これ以降利益は減少し、2006-2007年度の2億3300万ポンドから2007-2008年には1億6200万ポンドにまで減少した。2008-2009年度には利益は3億21万ポンドに倍増し、またここ20年で初めて、ロイヤルメール(郵便)、ジェネラル・ロジスティクス・システムズ(国際物流)、パーセルフォース・ワールドワイド(宅配)、ポスト・オフィス・リミテド(店舗運営)の主要4事業全てで黒字となった。 ウェールズでは、英語の呼称に加えてウェールズ語による「Post Brenhinol」の呼称で営業している。両言語による呼称は郵便車や郵便ポストなどに併記されている。また、ウェールズの郵便局では外側にウェール語で「Swyddfa'r Post」の表示をすることも義務付けられている〔http://www.royalmail.com/portal/rm/content1?catId=6100041&mediaId=9500092〕。スコットランドのハイランド地方や島嶼の一部では、郵便局にスコットランド・ゲール語による「Oifis a' Phuist」の表記がされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロイヤルメール」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Royal Mail 」があります。 スポンサード リンク
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