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ロイ・ウッド(Roy Wood、1946年11月8日 - )は、イギリス出身のミュージシャン。卓越した演奏技術と作曲能力で、多くのヒットソングを世に送り出してきた。The Move、ELO、Wizzard、ソロ名義で産み出したシングルヒット曲を合わせると、UK Chart TOP10に入ったものだけで16曲にも及ぶ〔The Move、Wizzardのシングルについては、各項目を参照。ELOの初期のヒット曲「10538 Overture」「Roll Over Beethoven」は、共にジェフ・リンの独力で産み出されたように思われているが、どちらの曲もアレンジとプロデュースには、ロイ・ウッドが大きく貢献している。特に「10538 Overture」は、ジェフとロイのツインリードボーカルで録音されており、ロイの脱退後にジェフの単独ボーカルバージョンが録音されたが、数回ラジオで流れただけでお蔵入りしている。〕。 若い頃に「目にした楽器は全てマスターする」という常人には思いつかないような発想を実践したことで、10以上にわたる楽器を演奏できるマルチプレイヤー中のマルチプレイヤーとなったと言う伝説を持つ。 1960年代後半〜70年代前半のロックシーンにおける主要なギタリストの一人であり、ザ・フーのピート・タウンゼントにも通じるパワーコードを駆使した独特のギタープレーで、The Move等の楽曲を通じて後の多くのギタリストに有形無形の影響を与えた。 チープ・トリックのRick Nielsen、Bun E. Carlosを筆頭に、英国、米国のアーティストにファンが多く、ロックの偉人の一人としてリスペクトされる存在である。 ==略歴== ===The Move〜ELO=== 1967年にロック・バンド、ザ・ムーブの中心メンバーとしてデビューした。The Moveは、ロイが産み出すポップ・センス溢れる優れたRock'n Rollの楽曲群と、The Whoの強い影響を受けたワイルドなステージングで、短い活動期間ではあったがイギリスで多くのヒットを生み出し、60年代後期における最も重要なグループの一つとされている。 その後、1972年にザ・ムーブは消滅(解散)し、ジェフ・リンらと共にエレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)を名乗るようになる。しかし、2枚目のアルバムを録音中に早くもELOを脱退。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロイ・ウッド」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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