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ロイ・マタ首長の領地は、バヌアツにある世界遺産登録物件である。バヌアツの口承物語で語り継がれてきた伝説的な首長であるロイ・マタの領地だった場所のうち、特にその生涯にゆかりのある象徴的な場所、つまり邸宅、死んだ場所、墓の3箇所が対象となっている。これらは首都ポートビラのあるエファテ島と、その北東に浮かぶ2つの小島(レレパ島、エレトカ島)に散在している。 == ロイ・マタ == ロイ・マタはバヌアツのエファテ島周辺の島々を支配していた最高位の首長の称号である。世界遺産の登録対象となったロイ・マタは、1600年頃に活動していたと推測されている最後の称号保持者を指している(以下、単に「ロイ・マタ」と呼ぶときには、この人物を指す)〔バヌアツ観光局のサイトや Vanuatu A to Z では13世紀の人物とされているが、ここではICOMOS に従う。〕。 ロイ・マタは地元で語り継がれてきた物語の中に登場する。それによれば、エファテ周辺で長らく続いてきた諸部族間の抗争を終息させ、エファテ周辺の島々に平和をもたらしたが、弟の放った毒矢に倒れたとされる。1967年の発掘調査によって、墓に関する伝承の正確さは証明された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロイ・マタ首長の領地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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