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ロザリオ(、)は、カトリック教会において聖母マリアへの祈り(アヴェ・マリア)を繰り返し唱える際に用いる数珠状の祈りの用具、およびその祈りのことである。ロザリオの祈りは、カトリック教会における伝統的な祈りで、「アヴェ・マリア」を繰り返し唱えながら福音書に記されているイエス・キリストの主な出来事を黙想していく祈りである〔Laudate - 祈りのひととき 「ロザリオの祈り」 女子パウロ会〕が、ミサなどの典礼行為ではなく、私的な信心業として伝わるものである。基本となる祈り方(数え方)が定められていて、珠の数・形状もそれに沿って作られている。 ==由来・歴史== 「ロザリオ」という名称は、ラテン語の に由来するもので、これは「バラの冠」という意味であり、一般的な説では、珠を繰りながら唱える祈りがバラの花輪を編むような形になるからと言われている〔。(異説もあり。後述の''起源についての説も参照'' ) キリスト教の伝統の中で、聖母マリアへの祈りは初代教会から始まっていたと考えられている〔『カトリック教会の教え』(日本カトリック司教協議会 監修・カトリック中央協議会 発行)2003年、ISBN 978-4-87750-106-8、447頁〕が、これをいまの「ロザリオの祈り」の形にまとめ、普及させたのは聖ドミニコ(1170 - 1221年)と言われている。最初の頃は、マリアの主な5つの喜びの黙想だけだったが、やがてイエス・キリストの誕生から始って受難、復活、昇天という神秘の生涯を包括する黙想の形をとり、それによってマリアに対する愛と信心とともに救い主キリストに対する信仰を深めるための、素朴で誰でも近づきやすい方法の一つとして〔、普及していった。 日本には16世紀にイエズス会宣教師によって初めてロザリオが伝えられ、キリシタン・隠れキリシタンの時代から「コンタツ」( = 「数える」の意味) とも呼ばれてきた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロザリオ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rosary 」があります。 スポンサード リンク
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