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ロシア連邦は、1993年に制定されたロシア連邦憲法の規定により、地域或いは民族によって区分された83の連邦構成主体(れんぽうこうせいしゅたい)からなる連邦制を採っている。ロシア当局は自国に編入したと主張している「クリミア共和国」と「セヴァストポリ連邦市」を含み85あるとしている。 == 概説 == 連邦構成主体は、地域と民族という2つの異質の概念からなる区分による。 地域区分は、46の「州」 (; oblast')、9の「地方」 (; kraj)、3の「市」(連邦市、; gorod)がある。 一方、「民族」区分は、22の「共和国」 (; respublika)、1の「自治州」 (; avtonomnaja oblast')、4の「自治管区」 (; avtonomnyj okrug) がある。 「共和国」は民族区分の行われる地域の連邦構成主体であり、州など地域区分の行われている地域の連邦構成主体は「共和国」に属さない。それぞれの連邦構成主体の自治権の範囲はそれぞれの連邦構成主体ごとに異なるという特徴がある。 共和国・自治州・自治管区といった民族区分の連邦構成主体は、ソビエト連邦時代の民族政策において、多数民族(ロシア民族、ウクライナ民族、カザフ民族等)は「共和国」(ロシア共和国、ウクライナ共和国、カザフ共和国等)を、比較的大集団の少数民族(ヤクート民族、コミ民族等)は「自治共和国」(ヤクート自治共和国、コミ自治共和国等)を、より小さな少数民族(チュクチ民族等)は「民族管区」(チュクチ民族管区等)を形成していたことの名残である。 現在のロシア連邦はソ連時代のロシア・ソビエト連邦社会主義共和国(ロシア民族を主体とした共和国)にあたり、現在の「共和国」はソ連時代の「自治共和国」にあたる。 ソビエト連邦末期に「主権宣言」をした自治共和国(現在のロシア連邦構成主体の共和国)がいくつかある。旧・ヤクート自治共和国はソ連時代の1990年9月に「国家主権宣言」を採択し、「ヤクート・サハ共和国」に改称。その後ソ連解体とともに独立したロシア連邦の構成主体としてサハ共和国となった。「連邦を構成する主権国家」という位置付けである。一方で拗れたのがチェチェン共和国であり、その帰属を巡って第一次チェチェン紛争に突入。現在も独立派と連邦派の対立は続いている。 また、2014年、ウクライナの連邦構成主体である「クリミア共和国」と「セヴァストポリ連邦市」がロシア連邦に加わったと主張しているが、ウクライナ政府を始め国際社会の大多数は承認していない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロシア連邦の地方区分」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Federal subjects of Russia 」があります。 スポンサード リンク
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