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ロジスティック方程式 : ミニ英和和英辞書
ロジスティック方程式[ろじすてぃっくほうていしき]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ほう]
  1. (n-adv,n) side 2. direction 3. way 
方程式 : [ほうていしき]
 【名詞】 1. equation 
: [ほど]
  1. (n-adv,n) degree 2. extent 3. bounds 4. limit 
: [しき]
  1. (n,n-suf) (1) equation 2. formula 3. expression 4. (2) ceremony 5. (3) style 

ロジスティック方程式 : ウィキペディア日本語版
ロジスティック方程式[ろじすてぃっくほうていしき]

ロジスティック方程式(ロジスティックほうていしき、英語:logistic equation)は、生物個体群サイズの成長を説明する数理モデルの一種。ある一定環境内に、単一種あるいは単一種とみなせるような生物が生息するときに、その生物の個体数の変動を予測できる。人間の場合でいえば、人口の増減予測・分析に用いられるものである。1838年にベルギーの数学者ピエール=フランソワ・フェルフルスト(Pierre-François Verhulst)により、トマス・ロバート・マルサスの『人口論』の不自然さを解消するためのモデルとして発表された。その後、アメリカの生物学者レイモンド・パール(Raymond Pearl)らが再発見し、式を普及させた。
式の解はロジスティック曲線ロジスティック関数として知られる。発案者の名からVerhulst方程式、発案者と普及者の名からVerhust-Peal方程式とも呼ばれる。ロジスティック式やロジスティック微分方程式と表記される場合もある。
個体群生態学で研究される個体群成長モデルとしては入門的なもので、より複雑な現象に対応するモデルの基礎を与えるものでもある〔。数学においては、微分方程式論力学系の初等的な話題としても取り上げられる。
== 個体群増加のモデル ==

生物の個体数の変動については古くから興味を持たれ、研究が行われてきた。フィボナッチ数の発見に繋がったレオナルド・フィボナッチウサギの個体数の問題が、おそらく最も古い個体数の数理モデルといわれる。
生物の個体数の増え方に関する研究は、個体群生態学の分野に属する。ここで、個体群とは簡単には、ある領域に生息している単一のの個体の集まりのことを指す。
この個体群の"サイズ"の成長や増殖の指標としては、個体群内の総個体数や、領域の単位面積当たりの個体数である個体群密度、バイオマスのような重量などが考えられる。人間でいえば、人口人口密度に相当する。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロジスティック方程式」の詳細全文を読む




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