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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ バックル : [ばっくる] (n) buckle, (n) buckle
ロスコー・アーバックル(Roscoe Conkling (Fatty) Arbuckle、1887年3月24日 - 1933年6月29日)はアメリカ合衆国カンザス州スミスセンター生まれの喜劇俳優、映画監督、脚本家である。サイレント映画の全盛期を支えた俳優の1人である。愛称は「太っちょ」という意味の「Fatty」。日本では「デブ君」などの愛称で親しまれていた〔権田p.114-115によれば子供に人気があった事がはっきりわかる〕。大柄な体格の割に、機敏な動きを得意にするなどして人気を博した。「Fatty Arbuckle(ファッティ・アーバックル)」と表記・呼称されることもある。身長178cm・体重120kg。 2008年3月21日放送のTBSの『アッと驚くあの起源!!万物ルーツ大調査 バラエティ“ご起源さん”』によると日本に“デブ”という言葉を定着させたのも彼だった。 最初にデブと呼ばれた有名人、デブの起源でアーバックルに認定された。 == 略歴 == 1歳の時、家族でカリフォルニア州のサンタアナに移った。若くして職に就いた経歴を持つ。この頃、舞台にも立っている。1909年に『Ben's Kid』で映画デビューした後、また舞台の世界に戻ると海外巡業に出てハワイ、中国、日本などを訪れた。日本では東京や横浜に足を運んだ。 1913年からスラップスティック・コメディの創始者マック・セネットからスカウトされたことがきっかけでキーストン社に在籍。1巻ものの短編映画にキーストン・コップス(大勢の警官がドタバタ喜劇を繰り広げる)の一員として出演した。当時新人だったチャーリー・チャップリンとの共演作品も存在している。その後、自らのプロダクションを設立。メーベル・ノーマンドなどの人気俳優とも共演を繰り返した(『ファッティとメーベル』シリーズが有名)。そして一躍、喜劇を代表する大スターになった。また、評価が急上昇したチャップリンと人気を二分した時代でもある。 相手にパイを投げつける行為、いわゆる「パイ投げ」をハリウッドで最も早い時期に試みた人物がロスコーとされる。その映画は1913年の『A Noise from the Deep』で、メーベル・ノーマンドとの共演作品。多くのアーバックル作品で「パイ投げ」の芸達者ぶりを観ることができる(しかしながら、現存する作品自体あまり多くない)。 1917年にはバスター・キートンに映画入りを勧め、『デブ君の女装(ファッティとキートンのおかしな肉屋)』(The Butcher Boy) では初共演を果たしている。以後、キートンはロスコーを師事するようになる。 パラマウント社(当時はフェイマス・プレイヤーズ=ラスキー社)に移籍した1921年、女優ヴァージニア・ラッペへの強姦殺人(故殺)容疑で起訴される。これはパーティ会場に居合わせたロスコーが駆け出しの女優だったラッペに対して犯行に及んだと報道された事件で、当時のハリウッド、また全米を震撼させた出来事の1つである。パーティの後、3日後にラッペは膀胱破裂に起因する腹膜炎で死亡。これにより様々な情報、憶測が新聞を通じて大々的に報じられた。当初からロスコーは「そのような事実は無かった」と訴え、結局、証拠不十分により無罪を評決されている。しかしながら現在に至っても真相は解明されていない。この事件により世間のハリウッドに対する風当たりは厳しくなり、アーバックル作品が各都市で上映禁止になるなどした。 上記の事件により、ロスコーは半ば映画界から追放された形になり収入が途絶えた。いったん映画界から離れヴォードヴィルへの出演を経験した後、1924年にキートンに声を掛けられて『キートンの探偵学入門(忍術キートン)』(Sherlock, Jr.) の監督に挑戦した。現場の関係者とは息が合わなかったが、他の作品への監督を紹介されるなどかつての仲間に助けられる形になり、本格的に監督の仕事をこなすようになった。尚、この頃から名前を「ウィル・グッドリッチ」(William Goodrich) に改めて活動した。これは「Will be good=きっと良くなる」をもじったもので、キートンが考案した。 1933年6月29日、心臓麻痺によりニューヨークのマンハッタンで死亡。46歳。ワーナー・ブラザーズ社で短編映画の製作に取り組んでいる最中だった。遺体は火葬された後、太平洋に散骨された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロスコー・アーバックル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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