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ロストック=ラーゲ空港 : ミニ英和和英辞書
ロストック=ラーゲ空港[ろすとっくらーげくうこう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [そら]
 【名詞】 1. sky 2. the heavens 
空港 : [くうこう]
 【名詞】 1. airport 
: [みなと]
 【名詞】 1. harbour 2. harbor 3. port 

ロストック=ラーゲ空港 : ウィキペディア日本語版
ロストック=ラーゲ空港[ろすとっくらーげくうこう]

ロストック=ラーゲ空港()は、ドイツ連邦共和国メクレンブルク=フォアポンメルン州ギュストロー郡の北域に所在する地方空港。空港敷地はラーゲのクロンスカンプ地区とヴァイテンドルフにまたがっており、民間航空とドイツ連邦軍が共用している。空港の運営についてはロストック=ラーゲ=ギュストロー空港GmbHが担当している。
== 歴史 ==
ロストック空港の歴史は20世紀初頭にまで遡れる。第一次世界大戦前に高砂丘地帯(:de:Hohe Düne)に水上機用発着水面と滑走路を備えた複合施設が建設された。第一次世界大戦中はドイツ帝国軍が使用したが、戦後は民間利用が始まり、水上税関を備える地方空港として発展する。また、空港はドイツ・パイロット学校の機能を持つと宣言され、その後のパイロット訓練に重要な役割を担った。さらにエルンスト・ハインケル航空機製造会社は飛行場に面した最初の業務拠点を開設した。1930年代にはドイツ国防軍や軍需産業によって再び軍事利用され第二次世界大戦終結まで継続する。1935年以来ロストック空港の付近には、ハインケル航空機製造会社とアラド航空機製造工場グロース・クラインマリーエンエーエに業務用飛行場を保有する。
1945年4月の戦争終結前にルフトハンザドイツ航空は、スカンジナビアへ最後の定期便を離陸させた。第二次世界大戦後は飛行場にあった航空機工場は解体される。これによりロストック市には空港が無くなる。1950年代からロストック市東部に新空港の建設計画が始まるが実現は困難であった。
1984年に国家人民軍ラーゲ軍用飛行場として再開される。ここには第77戦闘爆撃航空団と第28海軍航空団が駐留し、国家人民軍空軍が、東西再統一後は連邦空軍が管理した。1992年から民間航空の利用が始まる事になり、これにより同年1月に共同使用契約が締結され軍専用飛行場から官民共用の空港となる。新たに設立されたロストック=ラーゲ=ギュストロー空港会社は第1旅客ターミナルの建設を開始し航空事業に必要な施設の整備に取り掛かった。また、民間空港としての名称であるロストック=ラーゲ空港が与えられる。
当初は航空輸送業務については国内定期便が中心であった為、空港は休日利用で繁盛する。将来の利用客増大に備えて、2つのボーディング・ブリッジを含む新旅客ターミナル「ハンス・ヨアヒム・フォン・パプスト・オハイン」(最大300,000人の乗客を収容)が2005年9月9日に開設される。ターミナルにはメクレンブルク=フォアポンメルン州における飛行機の歴史を伝えるべくハインケル He178(世界初のジェット機)のレプリカが展示されている。
2007年1月には空港連絡道が新たに開通した。これにより自動車で空港を訪れる際にはヴァイテンドルフを通過する必要が無くなった。
オストゼー・ツァイトゥンクによれば旅客数が増加しているにもかかわらず、自治体は年間600,000ユーロの赤字を出しているとされる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロストック=ラーゲ空港」の詳細全文を読む




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