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ロッコウヤナギ(六甲柳、学名: × )は、ヤナギ科ヤナギ属の樹木の1種で、木村有香が大正12年(1923年)8月22日に六甲山で発見し、同15年(1926年)1月に発表した〔住吉村 1946〕。 六甲連山の麓から中腹の所々に見られ、京都府北桑田郡知井村(現・南丹市域)、福知山、姫髪山、赤石岳、兵庫県氷上郡遠坂村(現・丹波市域)、島根県仁多郡鳥上村、横田村(共に現・奥出雲町域)、美祢郡東厚保村(現・美祢市域)、大分県八幡村(豊後、当時の同名三村のいずれかは不詳)等にも見つかった〔。 == 特徴 == 匍匐性の潅木で高さ約1mになる。 葉は革質で楕円状長楕円型、楕円形あるいは多少倒卵状楕円形をなし、先端は普通鋭く尖り、葉底は広鋭型ないし円形、葉縁には二部鋸歯上牙歯を具え、上面緑色多少光沢あり、中肋以外は無毛、下面は灰青色で無毛だが中肋上にはしばしば絹毛を布く。長さ7〜12cm、幅3〜5cm。葉柄は長さ1cm内外。 托葉は半心形あるいは斜卵形、細牙歯縁、長さ4〜7mm、幅3〜6mm。 花穂は円筒形鞘無梗で、基部に2〜3枚の小葉があり、雌花穂は長さ2〜4cm、径1cm内外、雄花穂は長さ4.5cm、径2cmに達する。 苞鱗は卵状披針形あるいは広菱状披針形、上半部黒色下半部淡黄緑色、両面長軟毛を布き、長さ約3mm幅1mmばかり。線体は1個、長楕円形、長さ約1mm。子房は卵形白色の絹毛に被われ、長さ約1.5mm、無毛の短柄を具える。花柱は細長く長さ約2mm。柱頭は線形で広く開き長さ0.7〜0.8mm、光端全縁、凹頭あるいは二半裂。雄蕊は2本、花糸は無毛長さ9mmに達し多くは癒着。葯は紅色。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロッコウヤナギ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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