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ロッチデール先駆者協同組合(ロッチデールせんくしゃきょうどうくみあい)又はロッチデール公正先駆者組合(ロッチデールこうせいせんくしゃくみあい)は協同組合運動の先駆的存在となった生活協同組合である(以下、先駆者組合)。1844年12月21日にイギリスはランカシャーのロッチデール(マンチェスターに近い)(Rochdale)で最初の店舗が開設された〔ジョージ・ヤコブ・ホリョーク(G.J.Holyoake,1817-1906)『ロッチデールの先駆者たち』、財団法人協同組合経営研究所訳、財団法人協同組合経営研究所、1968年(原書1892年)。 p. 49(第3章)〕。他の協同組合との合併を繰り返し、その系譜は''The Co-operative Group''に受け継がれている。日本では、ロッチデール組合、ロッチデール公正開拓者組合、ロッチデール正義の先駆者などと訳されることもある。 創立の直接的な背景としては減給、日々の食料や衣類等の生活必需品の品質の悪化や取引における公正さの欠如等、労働者たちの置かれていた状況の悪化があった〔ホリョーク、前掲書 (第1章)、(第2章)〕。その中で先駆者組合は、「組合員の社会的・知的向上」「一人一票による民主的な運営」「取引高に応じた剰余金の分配」などを掲げ、協同組合運動の理念を現実化させていった。 当時、ロバート・オウエンの社会主義のプログラム「産業上の自由をもつ手段として、労働組合のかわりに、組合的な企業を組織すること」の思想の影響を受けて多くの協同運動が組織されていたが、失敗に終わるのが常であった。先駆者組合の創立者は先人の失敗をふまえることで、運動を成功させるに至った。その経験はジョージ・ヤコブ・ホリョークにより伝えられ、ロッチデール原則として他の協同組合に受け継がれていった。 == 創立宣言 == その創立宣言には、ロバート・オウエンの思想の空想的な部分を排除し、当初の計画としては、 * 組合の販売店をつくり、日用品や衣類を扱う。 * 組合員の住居となる家を建てたり買い、家庭的にも社会的にも環境改善を図る。 * 組合員の中の失業者や、賃金が下げられ貧困になった組合員ための職を確保する製造事業を始める。 * 組合員が、その利益や安全を守るために耕せる土地を買ったり借りたりする事を進んで行う。 * 組合員のための諸機関(生産、分配、教育や政治)を整える。 よって組合員や、その他の組合等、利益を同じくする者たちが、自給自足を可能にする村の建設を援助すること。同じ目的の他の組合を援助すること。等が挙げられていた〔ホリョーク、前掲書 pp. 46 f.(第3章)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロッチデール先駆者協同組合」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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