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ロバート・アルバート・ブロック(Robert Albert Bloch、1917年4月5日 - 1994年9月23日)は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ生まれの小説家、SF作家、ホラー小説作家、脚本家および映画原作者。 父ラファエル・(レイ)・ブロックは銀行員、母ステラ・ローブは社会活動家だった。両親ともにドイツ・ユダヤ系アメリカ人である。 パルプ雑誌『ウィアード・テイルズ』の熱烈なファンで、同誌に掲載されたハワード・フィリップス・ラヴクラフトの作品に感銘を受け、1935年、同誌に "The Feast in the Abbey" を発表し17歳にしてデビュー。 アルフレッド・ヒッチコック監督の映画『サイコ』の原作者として有名である。 クトゥルフ神話作品や短編ホラー小説を多数執筆し、数多くのアンソロジーに収載されている。神話作品としては短編『妖蛆の秘密』『無人の家で発見された手記』『暗黒のファラオの神殿』や、長編『アーカム計画』などが代表作である。27歳年上のハワード・フィリップス・ラヴクラフトとの親交は厚く、お互いの作品(『妖蛆の秘密』および『闇をさまようもの』)のなかでお互いをモデルにした登場人物を殺しあうほど仲が良かった。クトゥルフ神話の魔導書『妖蛆の秘密』と『屍食教典儀』の創造者である。 短編、映像脚本等で切り裂きジャックをモチーフにした作品をたびたび執筆している。 パルプ時代を知る作家らしく、歯切れ良く読みやすい文体と、視覚的に映える残酷な描写が特徴(未来世界を描いた長編SF『都市国家ハリウッド』でも、クライマックスに人体を切り刻む描写を入れてしまうぐらいである)。そのせいか脚本などで協力した映画は、『サイコ』以外は、英国アミカスプロ作品などのB級ホラー作品がほとんどである。 1959年 、『地獄行き列車』(That Hell-Bound Train)でヒューゴー賞 短編小説部門を受賞。 コリアー・ヤングの筆名で、テレビドラマ『鬼警部アイアンサイド』の原作(文芸プロット)も提供している。 1994年9月23日にカリフォルニア州ロサンゼルスで没し、遺灰はウエストウッド・メモリアルパークの納骨堂に納められた。 == 日本語訳作品リスト == === 長編 === * 殺意の記憶 ''(The Will to Kill)'' * サイコ (小説) ''(Psycho)'' * ろくでなし ''(The Dead Beat)'' * トッド調書 ''(The Todd Dosier)'' * 都市国家ハリウッド ''(Sneak Review)'' * アーカム計画 ''(Strange Eons)'' * サイコ2 ''(Psycho II)'' * トワイライトゾーン ''(Twilight Zone)'' * サイコハウス ''(Psycho House)'' 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロバート・ブロック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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