|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。
ロビンマスクは、ゆでたまごの漫画『キン肉マン』およびその続編『キン肉マンII世』に登場する架空の人物。 == 主な特徴 == 初登場は第20回超人オリンピック編「日本代表になりた〜いの巻」。「ロビン・マスク」とも表記される。マスクと白銀の鎧に身を包んだイギリスの名門ロビン一族出身のエリート超人で、その実力と信頼から正義超人軍団のリーダー格と呼ばれる。当初キン肉マンとはライバル関係にあったが、悪魔超人との闘い以降、次第に友情を深めていく。キン肉星王位争奪サバイバル・マッチ一回戦と決勝戦ではキン肉マンチームの大将に任命され、運命の王子以外で唯一大王候補を倒すなど、キン肉マンの王位継承に大きく貢献した。 アイドル超人の中でも年長者であり、性格は冷静かつ紳士的。しかしプライドが高く、キン肉マンに敗れたショックで世界を放浪したり、ネプチューンマンが自分を罵り去っていったかつてのライバル・喧嘩男だと見るや試合結果を度外視して正体暴きに走ったりするなど、普段の冷静さとは程遠い行動を取ることがある。この他にも試合中、他のことに気を取られて闘いに集中できず、苦戦を強いられることも多い。 ソビエト連邦(ロシア)のロボ超人・ウォーズマンは彼の弟子であり、当初は自分の野望のための道具としていたが、アイドル超人となってからは彼の危機に飛び出したり、タッグを組んだりするなど信頼は厚いものとなっている。 体力の消耗を最小限に抑え、技を有効的に使うことのできる戦闘法「ロビン戦法」を持つなどファイトはクールで合理的。逆上すると容赦のない残虐ファイトを行うこともあるが、あくまでルールに則った、合法的な残虐ファイトであるという点がロビンマスクの性格を表している。作中で登場したロビン戦法は以下の通り。 * 獲物は逃がすな〔ゆでたまご「孤軍奮闘!!の巻」『キン肉マン 第10巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1982年10月15日、ISBN 978-4-08-851140-5、186頁。〕 * 相手の誘いには絶対にのるな〔ゆでたまご『キン肉マン 第10巻』188頁。〕 * 円は直線を包む〔ゆでたまご「超人博士・ロビンの巻」『キン肉マン 第14巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1983年12月15日、ISBN 978-4-08-851144-3、94頁。〕 * いなす時は柳の如く〔ゆでたまご「“超人師弟”復活!!の巻」『キン肉マン 第44巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年10月9日、ISBN 978-4-08-870882-9、72・75頁。〕 * ピンチの直後は最大のチャンス〔 * 相手のパワーは最大限に利用せよ 着用している鎧は自分のあまりにも強大な超人パワーを抑えるためのものであり〔ゆでたまご「ヨロイをきらせて肉を断つ!!の巻」『キン肉マン 第14巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1983年12月15日、ISBN 978-4-08-851144-3、69頁。〕、作中ではサファイア製〔ゆでたまご「最大の弱点!!の巻」『キン肉マン 第16巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1984年6月15日、ISBN 978-4-08-851146-7、155頁。〕と鋼鉄製〔ゆでたまご「執念!!ロビン・マスクの巻」『キン肉マン 第19巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1985年2月15日、ISBN 978-4-08-851149-8、18頁。〕のものが登場している。また『キン肉マンII世』において鋼鉄の鎧はロビン家代々の先人たちの鎧を繋ぎ合わせた、ダメージ軽減・回復効果を持つ歴史の鎧(ヒストリーアーマー)と設定されている〔「ゆでたまご「血で血を洗う猛反撃!!」『キン肉マンII世 29』集英社〈スーパー・プレイボーイ・コミックス〉、2005年8月24日、ISBN 978-4-08-857450-9、203・212頁。〕。 『キン肉マンII世』では、閉鎖されていたヘラクレス・ファクトリー(以下H・F)を復活させ校長に就任するなど、変わらず正義超人のリーダー的存在であった。しかし厳格なあまり息子のケビンマスクには厳しい教育を強いており、それが原因でグレて悪行超人の道へと走っていった(後に改心する)。 作者によるとロビンは、イギリスのプロレスラービル・ロビンソンをイメージしている〔。また兄弟でいうとで長男のような存在とも語る。遠目に見た細かい絵は、かなり気をつけて描かないと鎧やマスクの質感が出ないため、一瞬たりとも気が抜けないという〔 ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.04 ロビンマスク」『キン肉マン 第4巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870728-0、190-191頁。〕。 初代アニメでは鎧のカラーリングが青色になっている。また、鎧の下にも青色のアンダーシャツを着用しているため、ほぼ全身が青で統一されている。原作担当の嶋田隆司は「原作とアニメのカラーは違うものだと思っており、こっちが想像しているもの以上のものを出してくれたので違和感はなかった」と語っている〔DVD『キン肉マン』Vol.11収録「『キン肉マン』DVDスペシャルインタビュー」より。〕。作画担当の中井義則は「「青って・・・・・・また思い切ったことをしてきたな~」と驚いたが、だんだんクールでカッコ良く見えてくるのが不思議でした」と述べている〔ゆでたまご「ゆでたまご先生への質問コーナーQ&A」『キン肉マン 第50巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2015年4月8日、ISBN 978-4-08-880406-4、189頁。〕。また連載時スクリーントーンにより、アニメカラーが再現されていたこともある〔西村繁男編「キン肉マン 夢の超人タッグ編 (2) テリーマンの決意!!の巻」『週刊少年ジャンプ 1983年32号』集英社、1983年7月25日、雑誌29934-7/25、91・99-101頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロビンマスク」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|