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VEB Kombinat Robotron(人民公社ロボトロン)は、旧東ドイツの人民公社(VEB)。パソコン、ミニコン、メインフレーム、各種周辺機器、ラジオやテレビなどを生産する、旧東ドイツ最大の電子機器製造集団(コンビナート)であった。ドレスデンに拠点を置き、1989年の時点で68,000人の雇用者を有していた。 東側の国営企業でありながら、高いコンピュータの技術を持ち、とりわけ西側諸国のホームコンピュータ(現在のパソコン)に相当するKleincomputer KC 85やKC 87を人民に供給する能力を持っていたことは特筆される(ただしほとんどが教育用や産業用に回されたため、パソコンを所有できた人民は限られていた)。最大500キロボーの通信速度を誇る、教育用のネットワーク規格Rolanetを1987年に策定するなど、周辺の技術にもかなりのものを持っていた。 ベルリンの壁崩壊後の1990年6月30日、国営コンビナートとしてのロボトロンは解体され、各製造部門は株式会社の形態に生まれ変わったが、1990年代にそれぞれシーメンス・ニックスドルフなどの会社に吸収されて消滅した。 ==西側との関わり== ロボトロンのプリンターは西ドイツでも"Soemtron"や"Präsident"などの名で販売され、コモドールの西ドイツ支社も自社のプリンターにロボトロン製パーツを使用するなどしていた。 一方、東ドイツではエプソンのプリンターがロボトロンブランドで販売されていた(しかしプリンターの背面にはちゃんと「Epson」のロゴがある)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロボトロン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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