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ロミオ×ジュリエット
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『ロミオとジュリエット』(または『ロメオとジュリエット』、''Romeo and Juliet'' )はイングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲。初演年度については諸説あるが、概ね1595年前後と言われている。 ==概要== 『ロミオとジュリエット』は悲劇とされ、シェイクスピア死後に刊行された全集(後述の「第一・二折本」)の分類も同じである。しかしながら四大悲劇(『ハムレット』、『マクベス』、『オセロ』、『リア王』)とは主題が異なるため、同じ恋愛悲劇である『アントニーとクレオパトラ』などと並べて論じられることが多い〔Martha Tuck Rozett, 'The Comic Structures of Tragic Endings: The Suicide Scenes in ''Romeo and Juliet'' and ''Antony and Cleopatra'',' ''Shakespeare Quarterly'' 36:1 (1985): 152–64; 〕。 『ロミオとジュリエット』は恋愛悲劇であるが、若い恋人たちが社会によって課された障壁をはねのけて愛を成就させようとするというあらすじはむしろ伝統的な恋愛喜劇に近いものであり、その話の運びには『夏の夜の夢』などのシェイクスピアによる他のロマンティック・コメディとの類似が認められる〔Susan Snyder, ''The Comic Matrix of Shakespeare's Tragedies: Romeo and Juliet, Hamlet, Othello, and King Lear'' (Princeton University Press, 1979, pp. 56-70)〕〔Martha Tuck Rozett, 'The Comic Structures of Tragic Endings: The Suicide Scenes in ''Romeo and Juliet'' and ''Antony and Cleopatra'',' ''Shakespeare Quarterly'' 36:1 (1985): 152–64; 〕。これを反映して全体的に悲劇としては喜劇的に見える表現、ジャンルの境界を曖昧にするような表現が見受けられ、笑劇的でいくぶん粗野とも見えるような冗談、とくに性的な言葉遊びが非常に多く用いられている作品である〔Mary Bly, 'Bawdy Puns and Lustful Virgins: The Legacy of Juliet's Desire in Comedies of the Early 1600s', ''Shakespeare Survey 49'' (1996): 97–109, p. 97.〕。 もともとイタリアを起源とする作品のため当初はラテン読みで「ロメオ」と表記されていたが、近年は英語読みで「ロミオ」と表記されることが多い。そのため、映画の邦題では日本公開年によって表記が異なっている。また、クラシック音楽およびバレエの分野ではイタリアやフランスなどラテン系の作品が多いこともあり、現在でも慣習的に前者の表記が用いられている。英語の発音上は後者の方が近いが、必ずしも正確というわけではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロミオとジュリエット」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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