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ロレンチーニ器官(Ampullae of Lorenzini)とは、微弱な電流を感知する電気受容感覚(Electroreception)の1種である。 == 概説 == サメの頭部には、小さな穴が点々とあいていて、その穴の奥にはゼリー状の物質が詰まった筒状の構造が存在する。これがロレンチーニ器官である。これによって100万分の1ボルトという極わずかな電位差を感知することが出来る。例えば、これで筋肉が発する微弱な電流を感知するなどして、食物を探す方法の1つとして利用する。このように敏感な感覚器なので、例えば乾電池などを海中に投入した場合、速やかに放電が起こるが、あまりにも近くで放電されると、サメは驚いて逃げてしまう場合がある。 この器官は1700年代後期にイタリアのステファノ・ロレンチーニ(Stefano Lorenzini)によって発見され、発見者の名前を取ってロレンチーニ器官と命名された。当時から何らかの感覚器官であろうと言われていたが、その機能が具体的に判明したのは1960年代になってからだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロレンチーニ器官」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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