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超大型住居(ちょうおおがたじゅうきょ)は、東日本の縄文時代の遺跡にみられる、長さ20mを越すような超大型の建造物。特に明確な基準があるわけではないが、10m前後のものは大型住居と呼称する。竪穴式と平地式がある。縄文時代早期に現れ、前期および中期前葉に特に発展し、後期にも散見される。東北地方を中心に33遺跡で90棟以上が知られている。東北から北陸まで分布している。 後述するように「住居」という名称は不正確であるが、「竪穴住居」という用語にひきずられるかたちで今日も広く使用されている。大型住居・超大型住居は、長方形・隅丸長方形および長楕円形を呈することが多く、その形状からロングハウスと称することもある。 == 特に巨大な例 == #三内丸山遺跡…前期、竪穴式、青森県青森市、長さ32m×幅10m #杉沢台遺跡…前期、竪穴式、秋田県能代市、長さ31m×幅8m #一ノ坂遺跡…前期、竪穴式、山形県米沢市、長さ44m×幅4m いずれも、縄文時代の建物のイメージを一新する驚くべき規模を有する建造物である。北日本の豪雪地帯に所在することから、冬期の作業小屋説もあるが、祖先を共通にする近隣の集落の成員が、定期的に集まったときの宿泊設備とする考えもある。一ノ坂遺跡の場合は、石器の未製品・半製品も出土したことから石器工房址説もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「超大型住居」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Neolithic long house 」があります。 スポンサード リンク
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