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ロングヘアード・プエブロ・ドッグ : ミニ英和和英辞書
ロングヘアード・プエブロ・ドッグ[ろんぐ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

ロング : [ろんぐ]
  1. (adj,n) long 2. (adj,n) long
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロングヘアード・プエブロ・ドッグ : ウィキペディア日本語版
ロングヘアード・プエブロ・ドッグ[ろんぐ]
ロングヘアード・プエブロ・ドッグ(英:Long-haired Pueblo Dog)は、アメリカ合衆国原産のインディアン・ドッグ犬種のひとつである。

== 歴史 ==
プエブロというネイティブアメリカンによって作出・飼育されていた、特別な民族専用の犬種である。古くから存在する犬種で、本種の最盛期である13世紀以前に作出されたといわれている。プレーンズ・インディアン・ドッグの毛の長いものを選択繁殖させ、よりコートを長く厚くするために改良して作られた犬種である。
プエブロ犬はプエブロ族の衣・食・住に深くかかわり、とても大切に扱われていた。主な使役は犬の品種の中では極めて珍しいもので、その長く厚いコートを刈り取ってつむぎ、にして洋服帽子布団のようなもの、シャツ、色つきのカツラ外套などを作るのに使うことである。このように使われる犬のことを通称でヘア・ドッグ(英;Hair Dog)といい、これをメインとして使うことを目的に作られた犬種は世界中でも十数種に満たない。プエブロ犬はこのようにコートを刈りとって使用する他、猟犬として獲物を狩ったり、ペットとして飼育されることもあった。又、時にはへの生贄として奉げられたこともある。
常に大切にされてきた犬種であったが、大干ばつなどによる飢餓のため、1540年代には希少化した。更に原産地へイギリス人をもたらしたことにより需要がほとんどなくなってしまった。プエブロ犬よりも羊のほうが明らかに毛量が多く、とても敵わなかったからである。その後、1600年代〜1610年代ごろにかけての時期に絶滅してしまった。
現在純血犬が生存しているかは明らかでないが、純血犬の存在は絶望視されている。然し、その血を引く犬は現在もプエブロ族によって数頭飼育されており、その血が完全に絶えたわけではない。尚、本種の埋葬されたミイラが数点発掘されている。これらは儀式に使われた犬か飼い犬かはよくわかっていないが、純粋なプエブロ犬を知るための貴重な手がかりとして大切にされている。毛や皮膚などもしっかり残っているため、これをもとにクローン犬が作られる可能性も無いとはいえない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロングヘアード・プエブロ・ドッグ」の詳細全文を読む




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