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ロンドン地下鉄1972形電車(英:London Underground 1972 Stock)は1972年6月26日に営業運転を開始したロンドン地下鉄の電車である。ロンドン地下鉄の2種類ある車両サイズのうち、小さいほうのサイズの車両群(チューブ)に属する。 ==概要== ピカデリー線のヒースロー空港への延伸による所要車両数増を、延伸計画策定時に想定された不足分のみの新造ではなく、全車新型車(1973形電車)に置き換える計画に変更し、ねん出された1956形電車・1959形電車でノーザン線の1938形電車の一部を置き換える計画が決定された。 この計画が実行される過程で、1969年のアクトン車両基地保守要員のストライキで整備不良により運転不能となる1938形電車が続出したことから、残存する予定だったノーザン線の1938形全車を新造車で置き換えることに急きょ決定、1972年から1973年にかけて1972形電車1次車(Mk I)7両30編成が製造された。 2次車(Mk II)は、1970年代初頭に顕在化したメトロキャメル社の操業不足による経営危機に際し、同社倒産による失業者増を防ぐ政治的判断により、1977年開業予定だったフリート線(開業前にジュビリー線に名称変更)用車両を先行して製造したもので、7両33編成が1973年から1974年にかけてノーザン線に投入された。2次車にはジュビリー線で導入が予定されていた自動運転の準備工事が施されていたが、本形式のジュビリー線での運用中に導入されることはなかった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロンドン地下鉄1972形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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