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ロヴァニエミ (Rovaniemi) は、フィンランド北部のラッピ県にある都市。旧ラッピ州の州都であり、現在のラッピ県の県庁所在地である。ラッピ県の経済の中心でもある。ロヴァニエミ郡に属する。ケミ川が流れ、北極圏のすぐ近くに位置している。2006年1月に周辺の町を合併し、面積8,016 km²(兵庫県とほぼ同じ)の広大な市となった。人口約6万人。 == 歴史 == 石器時代より人類の定住があった。最初の住民はサーミ人であったと思われる。500年頃から東のカレリアより、南のハメより、北の大西洋沿岸より、人々が移住したとこの地域の人工遺物によって示されている。 公の文章に名前が記され始めるのは1453年からである。その当時は、主に農業と畜産業、他に漁業と狩りなどを営む住民が住む小さな村であった。 1800年代以降、未開のラップランド地方の金鉱山の資源採掘が熱を帯びるに連れ人口が増加。鉱山の採掘量が増えると共に、ロヴァニエミはラップランドの中心となっていく。 しかし、第二次世界大戦中に起こったラップランド戦争により、ロヴァニエミ市街の9割がドイツ軍によって破壊された。復興は1946年に始まり、市街の公的・私的建造物の多くをフィンランドの世界的な建築家アルヴァ・アアルトが設計した。 なお、小惑星(1518)のロヴァニエミ (小惑星)は、この都市に因んで命名された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロヴァニエミ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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