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ロータス・79 : ミニ英和和英辞書
ロータス・79[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロータス・79 : ウィキペディア日本語版
ロータス・79[ちょうおん]

ロータス 79 (Lotus 79) は、チーム・ロータス1978年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーコーリン・チャップマンらがデザインした。ロータスにおける呼称はジョン・プレイヤー・スペシャル・マークIV (John Player Special Mk. IV) 。
デビューイヤーのに6勝(マリオ・アンドレッティ5勝、ロニー・ピーターソン1勝)を挙げ、まで実戦投入された。ボディデザインの美しさと相まって「ブラックビューティー」と呼ばれ、現在でも世界中のモータースポーツジャーナリストたちが「史上もっとも美しかったF1マシン」として名を挙げる〔「巻頭特集『ブラックビューティー』ロータス79伝説」『月刊モデルグラフィックス 2010年8月号』 大日本絵画、2010年。〕。
== 概要 ==
「79」は、前年型マシンで「ウィングカー」と呼ばれた「78」を空力面などでさらに発展させたグラウンド・エフェクト・カーである。

79では78と比較して様々な点において改良が加えられた。
78では燃料タンクがサイドポンツーン内にも置かれていたが、79ではレギュレーションの変更にともない燃料タンクをコクピット後方のひとつにまとめる〔従来は燃料タンクを分割設置しなければならなかったが、1978年の規定変更によりひとつの燃料タンクでも認められるようになった。〕ことで、サイドポンツーン内のベンチュリ構造を最適な形状に改めている。78ではアウトボード式のリヤサスペンションや排気管が気流の通路に露出していたので、サスペンションをインボード式とし、排気管を上方排気に変更した。ベンチュリ構造をさらに後方に伸ばし、内部を気流がスムーズに通過することで、多くのダウンフォースを得られるようになった。ダウンフォースの発生する負圧帯を後方寄りに修正したことで空力バランスが整い、リアウイングを小型化したことでドラッグが減った。
また、床下を密封するため、スプリング付きの可動板を路面に押しつけるスライディングスカートを採用した。これはウルフの1978年用のマシンであるWR5で初採用されたものを参考にしている。地面に擦りつけるスカートの下端にはセラミック素材を使用した。
モノコックやボディ形状も見直された。78では箱型のモノコックに整流パーツを取り付けていたが、79ではフットボックスを補強したモノコックにアッパーカウルを被せる方式に変更した。その他ではオイルクーラーをノーズから左舷サイドポンツーン内に移設、エンジンカウルのインダクションポッドを廃止、リアウイングを左右の翼端板で支持するタイプに変更、などの改良点がある。
これらの改良・変更によってサイドポンツーン下のベンチュリーは78と比較してより高いダウンフォースを安定して発生させる装置となった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロータス・79」の詳細全文を読む




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