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ローデシア(Rhodesia)は、ザンビア・ジンバブエを合わせた地域の名称。また、1965年から1979年にかけてのジンバブエを実質支配していた白人政権が用いた名称。 == 南アフリカ会社による開拓 == 現在のローデシアにあたる地域は1850年代に探検家デイヴィッド・リヴィングストンによって探検が行われた。 その後、ケープ植民地の首相だったセシル・ローズが、ボーア人による植民地国家トランスヴァールやオレンジ自由国への圧力と北方地域の開拓を目的に1889年にイギリス南アフリカ会社を設立。翌年にはマタベレランドやマショナランドの鉱山開発権を獲得、両地方を併合して「Rhodesia(ローズの家)」と名づけ、さらに1890年には現在のザンビア南部にあたるパロツェランドでも鉱山開発権を獲得、北方へと勢力を伸ばした。 しかし当初の目的だった鉱山開発は目論見通り進まず、会社は農業植民へと方針を転換。黒人部族の反乱を鎮圧しながら南ローデシア(現在のジンバブエ)を中心に白人の植民が進むが、それでも会社の業績は好転せず1923年には白人のみの住民投票で南ローデシア自治政府が樹立。翌年には北ローデシア(現在のザンビア)もイギリスの直轄植民地となった。1925年にカッパーベルトと呼ばれる銅鉱山が北ローデシアで発見され、これを契機として北ローデシアでも開発が進む。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローデシア」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Rhodesia 」があります。 スポンサード リンク
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