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ローバー・200 : ミニ英和和英辞書
ローバー・200[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ローバー・200 : ウィキペディア日本語版
ローバー・200[ちょうおん]
ローバー200(Rover 200)、後にローバー・25(Rover 25)は、オースチン・ローバー・グループ、後にローバー・グループMGローバーが製造し、ローバー・ブランドで販売していたコンパクトカーである。
ローバー・200は3世代に渡り生産された。初代にはホンダ・バラードを基にした4ドア・サルーン、2代目には3ドア・ハッチバックと5ドア・ハッチバックと同時に2ドア・クーペと2ドア・カブリオレ(比較的少数)があった。姉妹車であるホンダ・コンチェルトは、ローバーのロングブリッジ工場の同じ生産ライン上で生産されていた。最終世代はローバーが先代のプラットフォーム上に独自に開発し、3ドアと5ドア・ハッチバックが提供された。2000年にローバー自体が売却されるとフェイスリフトを施され、ローバー・25MG ZRと改称されて販売された。2005年にMGローバーが財産管理(administration)下に置かれると生産は停止された。「ローバー」の名称以外のこの車の生産権と治具類は現在は中華人民共和国(中国)の自動車メーカー南京汽車が所有している。
== 初代 (SD3, 1984–1989) ==

初代(コードネームのSD3と言及されることもある)はそれ以前のトライアンフ・アクレイムの後継車であり、ブリティッシュ・レイランド(BL)とホンダの協業による第2作目であった〔Alan Pilkington, Transforming Rover, Renewal against the Odds, 1981–94, (1996), Bristol Academic Press, Bristol, pp.199, ISBN 0-9513762-3-3〕。この車は4ドア・サルーンのみで、サイズ的にはその中間の大きさであったが自社製のマエストロモンテゴよりも上級の市場に向けて企画された。
本質的に200シリーズはイギリス製のホンダ・バラードであり、元々の設計は両社の協力により行われた。エンジンはホンダ・シビック派生の 'EV2' 71 PS (52 kW; 70 bhp) 1.3 L 12 バルブ エンジンかBL自社製の1.6 L Sシリーズ(S-Series)・エンジン(出力86 PS (63 kW; 85 bhp のキャブレター版か103 PS (76 kW; 102 bhp)のルーカスEFI版)が搭載されていた。搭載されたエンジンによりRover 213又はRover 216というバッジが付けられた。
213はホンダ製の5速マニュアルトランスミッション(MT)かホンダ製の3速オートマチックトランスミッション(AT)を使用していた。興味深いことに同じBL製のSシリーズ・エンジンを搭載したマエストロやモンテゴとは異なり216もホンダ製の5速MTを採用していた。216にはドイツZF製4速ATをオプションで搭載した車もあった。
「ホンダ」のバッジを着けたモデルはイギリス国内で生産された最初のホンダ車となった(200シリーズの先代モデルであるトライアンフ・アクレイムに相当するホンダ車はイギリス内では販売されなかった)。バラードのボディ、後に完成車はこれに相当するローバー車と共にロングブリッジ工場で生産されたが、バラードは完成後に品質管理のためにホンダの新しいスウィンドン工場(Swindon plant)へ運ばれた。
この車はBBCテレビ(BBC Television)の連続コメディドラマ『Keeping up Appearances』(1990–1995)内でRichardHyacinth Bucket夫妻の自家用車として知られる。初期の頃はライトブルーの1987年の216Sであったが、後期になると1989年の216SE EFIモデル(同一の車に見えるように「216S」のバッジに付け替え、同一のナンバープレートを付けて)が使用された。
グレード(1989年7月時点):
X = 設定無し
= 設定有り
O = オプション

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ローバー・200」の詳細全文を読む




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