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ローマの官職一覧 : ミニ英和和英辞書
ローマの官職一覧[いちらん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [かん]
 【名詞】 1. government service 2. the bureaucracy
官職 : [かんしょく]
 (n) government service
: [しょしき, しょく]
  1. (n,n-suf) employment 
: [いち]
  1. (num) one 
一覧 : [いちらん]
  1. (n,vs) (1) at a glance 2. (a) look 3. (a) glance 4. (a) summary 5. (2) (school) catalog 6. catalogue 

ローマの官職一覧 ( リダイレクト:クルスス・ホノルム ) : ウィキペディア日本語版
クルスス・ホノルム[いちらん]
クルスス・ホノルム(ラテン語:Cursus honorum)とは、共和政ローマ期及び初期の帝政ローマ期の、政治的な野心を持ったローマ人(主に名門のノビレス(貴族)階級者が対象)が、最高の官位であった執政官(コンスル)に就任するまでの取るべき進路のことを指す。日本語では「名誉のコース」「名誉のキャリア」などと訳される。
== 概要 ==
クルスス・ホノルムの対象となる公職(magistratus)としては、コンスル以外にプラエトル(法務官)、クァエストル(財務官)、アエディリス(按察官)が含まれ、プレブス(平民)出身者はこれら以外に護民官が該当する。
各公職には、被選挙権を得るための最低年齢が定められた上で、同一公職に連続で就任するのも法律で禁止され、また間隔も定められていた。しかし共和政ローマ末期の内乱の一世紀の頃には、これらの規則は空文化し、たとえばガイウス・マリウス紀元前104年から紀元前100年まで5年連続でコンスルの地位を保っている。
なお、古代ローマで各公職はいずれも無報酬であったため、クルスス・ホノルムを目指すには相応の資産背景と家柄が必要となった。ノウス・ホモで執政官まで登りつめた人物として、ガイウス・マリウスやマルクス・トゥッリウス・キケロらがいる。
クルスス・ホノルムの一例を以下にあげる。
*共和政ローマ期を代表する政治家であったマルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス(大カト、紀元前234年 - 紀元前149年)は、クァエストル(紀元前204年)、アエディリス(紀元前199年)、プラエトル(紀元前198年)を務めた後、紀元前195年にコンスルに当選した。
*後に終身独裁官となったガイウス・ユリウス・カエサル(紀元前100年頃 - 紀元前44年)は、クァエストル(紀元前69年)、アエディリス(紀元前65年)、プラエトル(紀元前63年)とクルスス・ホノルムに該当する公職を歴任し、紀元前59年にコンスルに当選した。

*


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「クルスス・ホノルム」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Cursus honorum 」があります。




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