|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
ローリング () とは、乗り物など前後・左右・上下が決まった物体が、前後の軸に対して回転(あるいは傾斜)すること。単にロール () ともいい、船舶では横揺れという。なお、左右の軸まわりの回転がピッチング () またはピッチ ()で、上下軸まわりの回転がヨーイング () またはヨー ()と呼ぶ。 特に、航空機、船舶、自動車について言うことが多く、ロール量は角度で表される。ロール方向の動きに制限の少ない航空機では、90度、180度、360度ロールなども可能である。機体の中心軸の回転運動成分をローリング、その回転角度をロール角という。なお、路面、線路の傾き(カント)や、二輪車で車体を傾ける操作など、ロール方向の傾斜をバンク(bank)と呼ぶこともある。 == 座標系 == 航空機や自動車ではロール軸をx軸、ピッチ軸をy軸、ヨー軸をz軸に取る。なお、航空機ではヨー軸(z軸)は下方向にとる場合が多く、自動車などでは上方向にz軸を設ける。 ロボット工学においては、歩行ロボットでは車と同様の座標系(x、y、z)を取ることもあるが〔米田完ほか『はじめてのロボット創造設計』講談社 145頁〕〔、ロボットアームでは前後(進行方向)がz軸になるため、ロール軸(z軸)、ピッチ軸(y軸)、ヨー軸(z軸)とすることが多い〔松日楽信人『わかりやすいロボット工学』オーム社 97頁、米田完ほか『ここが知りたいロボット創造設計』講談社 67頁、日本機械学会『ロボティクス』丸善出版 83-84頁、など〕。 なお、ローリングが「左右に回転」と表現されることもあるが、ローリングはx軸回転であり、一方、z軸回転であるヨーイングも左右の回転と言える(機首は水平面上を左右に動く)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローリング」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|