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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
『ローリング30』(ローリングサーティー)は、1978年11月21日に吉田拓郎がリリースした9枚目のスタジオアルバムである。32歳の時の作品、1970年代最後のスタジオアルバムである。 == 解説 == * 発売当初はLP2枚+EP1枚の大作(後に発売されたCDでは2枚組)。 * 初回特典にポスターが付いた。 * 21曲中13曲が箱根のロックウェルスタジオ、残りが東京のメディア・スタジオで8月20日から10月4日がレコーディング期間となっていた。 * 「英雄」は前年に亡くなったエルヴィス・プレスリーについて歌っている。 * 「ハートブレイクマンション」は拓郎の楽曲としては珍しいモノローグが入っている。 * 「素敵なのは夜」は柴田恭兵が在籍していた東京キッドブラザーズの舞台「彼が殺した驢馬」への提供曲。拓郎は音楽プロデューサーをしていた。 * ほぼ全曲の作詞を松本隆に依頼し、2人で箱根のホテルに篭り、「一人の作詞家との完全な共作がどれ程のものになるのか〔地球音楽ライブラリー、p43〕〔吉田拓郎読本、p84〕〔垣花正のあなたとハッピー!、ニッポン放送、2009年12月16日〕。」という試みを行っている。拓郎いわく、「松本隆を強姦した」〔地球音楽ライブラリー、p43〕〔吉田拓郎読本、p84〕。 * 多くの曲があるにもかかわらず「外は白い雪の夜」のライブバージョンが「春を待つ手紙」のB面になっている以外、シングルカットはされていない。 * アレンジャーは松任谷正隆が中心。前作『大いなる人』のアレンジャーであった鈴木茂もギターで参加。 * 曲ごとに豪華ミュージシャンが参加している。前作『大いなる人』に続き、サックスでジェイク・H・コンセプションが参加するなど、ギターやブラスがパワフルに演奏されるサウンドは80年代に引き継がれている。 * 翌1979年は篠島コンサートを含むツアーに明け暮れ、オリジナルアルバムは出していない。これはつま恋コンサートがあった1975年と同じパターンである。 * 篠島ではこのアルバムから多くの曲が演奏され、ライブアルバム『TAKURO TOUR 1979』『TAKURO TOUR 1979 Vol.2 落陽』 として発売されている。 * ジャケット写真は拓郎が海に入って写っているが、当時から本人は泳ぐことは苦手とラジオ等で告白している。「海へ帰る」でも「海へ帰るよ泳げないけど」と歌っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローリング30」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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