翻訳と辞書
Words near each other
・ ローリー・フォスター
・ ローリー・ベル
・ ローリー・ペック賞
・ ローリー・ホールデン
・ ローリー・ポーリー・オーリー
・ ローリー・マキロイ
・ ローリー・マクドナルド
・ ローリー・メトカーフ
・ ローリー・ラクソン
・ ローリー寺西
ローリー法
・ ローリー級
・ ローリー級ドック型輸送揚陸艦
・ ローリー郡 (ウェストバージニア州)
・ ローリー駅
・ ローリ大道
・ ロール
・ ロール (ミッテルフランケン)
・ ロール (ヴォー州)
・ ロール (打楽器)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ローリー法 : ミニ英和和英辞書
ローリー法[ろーりーほう]
Lowry method
===========================
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
ローリー法 : ウィキペディア日本語版
ローリー法[ろーりーほう]
ローリー法(ローリーほう、''Lowry method, Lowry protein assay'')はタンパク質定量分析法としてよく用いられる方法。
ビウレット反応(2価イオンペプチド結合の反応)とアミノ酸側鎖の酸化反応とを組み合わせたものである。タンパク質濃度が0.01から1.0mg/mlの範囲に適している。
タンパク質溶液にアルカリ性条件で硫酸銅、次いでフォリン-チオカルトー試薬(Folin-Ciocalteu reagent)を加えて反応させ、750nm吸光度(眼には青藍色に見える)を測定する。フォリン-チオカルトー試薬はタングステン酸モリブデン酸リン酸等から作られ、フェノールの検出にも用いられるのでフェノール試薬ともいう。芳香族アミノ酸(トリプトファンチロシン)およびシステインとの反応によりホスホタングステン酸・ホスホモリブデン酸が還元され、750nm付近に吸収を生じる。この吸収波長はビウレット反応生成物にも近く、ビウレット法単独より感度が100倍ほど高くなっている。
操作は容易なので、紫外吸収法やブラッドフォード法とならびよく使われる。ただし反応に時間がかかる、タンパク質の種類(アミノ酸組成)により感度が異なる、遊離アミノ酸・フェノール類・還元剤・EDTAなどにより妨害されるといった欠点がある。これをもとに改良した方法としてビシンコニン酸法(BCA法)なども用いられている。
==参考文献==

* Lowry et al., J. Biol. Chem. 193: 265-275, 1951.

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ローリー法」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.