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ロールス・ロイス・レイス : ミニ英和和英辞書
ロールス・ロイス・レイス[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ロールス・ロイス・レイス : ウィキペディア日本語版
ロールス・ロイス・レイス[ちょうおん]

レイス(''Wraith'' )はロールス・ロイス1938年から1939年に製造した高級車である〔『世界の自動車-21 ロールス・ロイス - 戦前』pp.103-125。〕。名称は「幽霊」「生霊」を意味する語(スコットランドの語)。
前輪独立懸架などファントムIIIで取り入れた大胆な設計を25/30HPクラスに応用した車種で、「25/30HPの後継車種」であるとともに「ファントムIIIの小型版」とも見ることができる〔。
シャシはロールス・ロイスとしては初となる全溶接閉断面フレームを採用し、X字型に補強を入れて非常に強靭にできている〔。ホイールベースは25/30HPから4in伸長されて136inとなった〔。前輪独立懸架はファントムIIIと全く同一のセミトレーリング・ダブルウィッシュボーン式サスペンションで、これにより乗り心地と操縦性が改善した〔。このシャシは後にベントレー・マークVのベースとなっている〔『世界の自動車-22 ロールス・ロイス ベントレー - 戦後』pp.36-45。〕〔『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』pp.109-156「ベントレーとモータースポーツ」。〕。
25/30HPではギアレバーやハンドブレーキレバーが運転席ドア側にあり、乗り降りの際に足下を掬われる危険があったが、これがずっと手元近くに移動され、安全になった〔。
発売間もなくドイツポーランドに侵入し第二次世界大戦が激化、ロールス・ロイスは航空機用エンジンの大量生産に生産能力を傾注し乗用車の生産を中止したため、生産は少数に留まった〔。後継車種は戦後レイスベースでグレードダウンされ発売されたシルヴァーレイスである〔〔『ワールド・カー・ガイド27ロールス・ロイス&ベントレー』pp.80-85。〕。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ロールス・ロイス・レイス」の詳細全文を読む




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