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ローレル・フェイ : ミニ英和和英辞書
ローレル・フェイ[ちょうおん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ローレル・フェイ : ウィキペディア日本語版
ローレル・フェイ[ちょうおん]
ローレル・フェイ(Laurel Elizabeth Fay, 1949年 -)は、アメリカ音楽学者音楽学博士
ロシアおよびソヴィエト音楽を専門とし、とくにショスタコーヴィチに関する研究は高い評価を受けている〔ロシア音楽事典 p.288〕。
フェイはフリーの研究者として1970年代からソ連での資料収集に努め、1978年に論文『D.ショスタコーヴィチの後期弦楽四重奏曲:その様式研究』を発表してコーネル大学哲学博士号を取得した〔ロシア音楽事典 p.288〕〔ローレル・フェイ『ショスタコーヴィチ:ある生涯』(アルファベータ社)〕。
1979年にソロモン・ヴォルコフの『ショスタコーヴィチの証言』(以下『証言』と記す。)が出版されると、そのテキストを詳細に比較検証した論文「ショスタコーヴィチ対ヴォルコフ:誰の証言か」(1980年)により、『証言』の信憑性に疑問を投げかけた〔ロシア音楽事典 p.288〕。同論文は、『証言』がヴォルコフが主張するようなインタビュー記録ではないことを証明しており〔マース pp.555-556〕、これによって『証言』をめぐる論争の口火が切られるとともに、フェイの名は世界中に知られるようになる〔ロシア音楽事典 p.288〕。
その後もフェイは20年余にわたり、ヴォルコフの主張と『証言』が一致しないことを徹底的に論証し、同じくアメリカの音楽学者リチャード・タラスキン:en:Richard Taruskin, 1945-)と並んで事実上この論争に終止符を打った立役者とされる〔ロシア音楽事典 p.288〕。
2000年には、緻密な史料研究に基づきつつ、慣習的なイデオロギー的観点を回避した伝記『ショスタコーヴィチ:ある生涯』(日本語訳:アルファベータ、2002年、改訂版2005年)を著した〔マース p.561〕。
2001年、同書によってアメリカ音楽学会(:en:American Musicological Society)からもっとも傑出した音楽研究の出版物に贈られるオットー・キンケルディ賞を受賞した〔ロシア音楽事典 p.288〕。
== 関連項目 ==

* ショスタコーヴィチの証言

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ローレル・フェイ」の詳細全文を読む




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