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無線LAN(むせんラン)とは、無線通信を利用してデータの送受信を行うLANシステムのことである。ワイヤレスLAN(Wireless LAN, WaveLAN〔WaveLAN〕)、もしくはそれを略してWLANとも呼ばれる。 == 概要 == 無線LANにはさまざまな方式があり、IEEE 802.11シリーズが普及している。パソコンやPDAなどにおいて、一般的に利用される。 またWi-Fi(ワイファイ)とも呼ばれることがあるが、これはIEEE 802.11機器に関する業界団体であるWi-Fi Allianceによる相互接続性の認定の名称である。 日本においては、1992年(平成4年)に電波法令上のいわゆる小電力無線局の小電力データ通信システムの無線局とされ、技術基準が定められた。これにより免許は不要であるが技術基準適合証明を要することとされた。なお、電気通信回線に接続するものは技術基準適合認定も要する。 表示を要する事項と無線LANに関する内容は、次のとおりである。 技適マークがなければ日本国内で使用してはならない。また、技術基準にはアンテナ系を除き「容易に開けることができないこと」とあり、特殊ねじなどが用いられているので、使用者は改造はもちろん保守・修理のためであっても分解してはならない。国内向けであっても改造されたものは、技術基準適合証明が無効になるので不法無線局となる。 ISMバンドを用いる高周波利用設備からは、有害な混信を容認しなければならない〔総務省告示周波数割当計画の脚注〕。最も普及している2.4GHz帯の機器の場合、稼働中の電子レンジの付近では、通信に著しい影響や出たり通信不能に陥る。また、VICS(ETC)、一般用RFID、アマチュア無線局機器など、無線局免許状・無線局登録を受けて運用する無線局からの有害な混信に対して、異議・排除を申し立てる権利は一切無く、逆に使用中止を要求されたら、利用者は従わねばならない。 更に、無線LANと同等の小電力無線局として小電力用RFID、2.4GHz帯デジタルコードレス電話、模型飛行機のラジコン、Bluetoothなどがあり、これらに対しては先に使用しているものが優先するが、実際には混信を完全に回避できるものではない。別ネットワークの複数機器がアクセスポイント等でチャネルが重なると、スループット低下などの影響を受ける。 複数の無線LANが設置してあり、接続していた無線LANアクセスポイントから別の無線接続LANに移動しても引き続き通信できる機能を「ローミング」と言う。 ローミング機能を使用するには、無線LANアクセスポイントがローミング機能に対応している必要がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無線LAN」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wireless LAN 」があります。 スポンサード リンク
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