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ワインの守護聖人では、ワインの守護聖人とされる人物のうちの何名かを挙げる。 キリスト教文化が強いヨーロッパでは、麦とブドウは重要な作物であり、その宗教的意義が大きい。そのせいもあって、ワインの守護聖人がきわめて多く、恐らくは50名ほどには上るといわれる。ブドウの栽培はかなり天候に左右されやすく、それが、ブドウ農家が、守護聖人に豊作を祈願する一因ともいわれている。 ==3人のヨハネ== ここでいうヨハネとは、 *洗礼者ヨハネ *使徒ヨハネ *ネポムクのヨハネ この3名である。 まず洗礼者ヨハネは、聖名祝日が6月24日であり、この時期のブドウの開花の具合がその年の出来につながる地域が多いため、守護聖人となっている。次に使徒ヨハネは、祝日は12月27日で特にブドウの開花や出来とは関連しないが、イエス・キリストの弟子として迫害を受けた際に、毒入りのワインを渡され、何事もなく飲み干したことに由来する。3人目のネポムクのヨハネは、プラハの宮廷の聴聞司祭だったが、王妃の告白をめぐって王と対立し、拷問の後に溺死させられた。その時奇跡が起き、のちに水流や橋を守る聖人となったが、さらには、水を祝福してワインにするとまで考えられ、ワインの守護聖人としてあがめられるようになった。ボヘミア、ザルツブルク、バイエルン、ファルツでワインの守護聖人となっている〔植田重雄 『守護聖者 人になれなかった神々』 中公新書、1991年、169-180頁。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワインの守護聖人」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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