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ワカクサタケ(''Hygrocybe psittacina'')はハラタケ目、ヌメリガサ科、アカヤマタケ属の菌類。英語圏ではParrot ToadstoolやParrot Waxcap等とも呼ばれる。北ヨーロッパで見つかっている。ワカクサタケには最低でも''H. psittacina'' var. ''psittacina''と''H. psittacina'' var. ''perplexa''の二つの亜種があることが知られている。後者は元々は''H. perplexa''の名で独立種として記載されたものである。 アカヤマタケ属は非常に鮮やかな色のきのこが多いことで知られているがこの種も鮮やかな若草色である。しかしながらこれは葉緑素の色ではなく光合成はしていない。 == 特徴 == ワカクサタケは小さなきのこである。カサは中心部がやや凸の饅頭型であり大きさは1 - 3cm程度の直径である。若いうちは緑色の独特の粘液に覆われており緑色をしているが、時間がたつと黄色や白に近い色に変わっていき、カサの上部から若干赤みを帯びる。 柄は2 - 4cmであり、緑から緑っぽい黄色。 襞の間は垂生で、やや疎になっており、薄く緑っぽい黄色をしている。胞子紋の色は白。 軸の先端部の緑色は古い標本でも残る。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワカクサタケ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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