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ワシントンD.C.(ワシントン・ディーシー、)は、アメリカ合衆国の首都である。同国東海岸、メリーランド州とヴァージニア州に挟まれたポトマック川河畔に位置する。現代の主要都市としては狭隘で人口もさほど多くないが、超大国の政府所在地として国際的に強大な政治的影響力を保持する世界都市であり、また金融センターとしても高い重要性を持つ。首都としての機能を果たすべく設計された、計画都市である〔同様な計画都市としては満州国の新京、オーストラリアのキャンベラ、ブラジルのブラジリア(共に首都)がある。〕。 == 呼称 == 法律上の正式名称は「コロンビア特別区」(District of Columbia)である。 コロンビア特別領 () として1790年に創設され、1801年のコロンビア特別区自治法(旧)により地方自治権を持つコロンビア特別区となった。特別区内には自治権を持つ市や郡があり、その一つが首都たるワシントン市だった。しかし1871年のコロンビア特別区自治法(新)により特別区内の全ての自治体は特別区に統合された。 この歴史的な経緯から、かつての呼び名である がしばしば使われる。ただしこれは「コロンビア特別区のワシントン市」という意味の語句であり、かつての正式名称というわけではない。またそれゆえ、これを和訳する場合は(語順どおりにワシントン・コロンビア特別区ともするが)直訳はコロンビア特別区ワシントンとなる。 略してワシントンD.C.と呼び、米国ではWashington、The District、または単にD.C.とも通称する。日本語ではワシントン市、首都ワシントン、または単にワシントンと呼ぶことも多い。 "D.C." は "District of Columbia"(コロンビア特別区)の頭文字で、南アメリカのコロンビア共和国と同様、クリストファー・コロンブスにちなんだ名である。日本語では、このワシントンD.C.のことは単に「ワシントン」と呼んでも、ワシントン州のことはワシントンD.C.との混同を避けるため常に「州」を付けて「ワシントン州」と呼ぶのが一般的である。 漢字による当て字は華盛頓で、華府と略す。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワシントンD.C.」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Washington, D.C. 」があります。 スポンサード リンク
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