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ワニグチツノザメ : ウィキペディア日本語版
ワニグチツノザメ

ワニグチツノザメ(鰐口角鮫、英: Viper dogfish、学名: ''Trigonognathus kabeyai'')はカラスザメ科に属するサメの一種。稀種。主に日本近海から得られており、日中は水深300mの深海に潜み、夜間には表層に浮上する。最大で54cm。体は円筒形で細く、三角形の大きな顎と針状の歯を持つ。2基の背鰭には1本ずつ棘があり、腹面を中心に無数の発光器を持つ。
餌は主に硬骨魚で、特殊化した大きな顎を突出させて捕える。無胎盤性の胎生である。IUCN保全状況について情報不足としている。
== 分類 ==
1986年、蒲郡市の形原漁港に所属する深海底引き網漁船「精漁丸」により最初の個体が捕獲された。これは潮岬沖の水深330mから得られた22cmの未成熟雄で、タイプ標本として指定されている。第二の個体は徳島県日和佐町沖の水深360mより採集された37cmの個体で、これも未成熟雄であった。1990年の"魚類学雑誌"において、東京大学の望月賢二と大江文雄により新属新種として記載された。属名''Trigonognathus'' はギリシャ語の ''trigonon'' (三角形) 、''gnathus'' (顎) に、種小名 ''kabeyai'' は精漁丸の船長の名に由来する〔。
記載当時は、現在のツノザメ目キクザメ目の全種が (ツノザメ科)に含まれており、本種も"ツノザメ科"とされていた〔。1992年の白井滋と岡村収による形態学的研究によって、本種は (カラスザメ亜科、現在のカラスザメ科)に含められた〔〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ワニグチツノザメ」の詳細全文を読む




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