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ワラキア
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ワラキア
ワラキア( 、 、 )は、ルーマニア南部の地方名である。ルーマニアの首都ブカレストがある地域で、かつては14世紀に建国されたワラキア公国があった。ここでは、古代に始まり、モルダヴィアと統合してルーマニア王国が成立するまでのワラキアの歴史を主に記す。 == 地理 == ワラキアという地名は「ヴラフ人の国」という意味でルーマニア国外では慣用的に使われている呼称である。ルーマニア語には同義のヴァラヒア(Valahia)という呼び名もあるが、ルーマニア国内では「ルーマニア人の国」を意味するツァラ・ロムネヤスカ(Ţara Românească )のほうがより一般的である。 ワラキアはドナウ川の北、南カルパチア山脈の南に位置する。オルト川で東西を分け、東部をムンテニア、西部をオルテニアと呼ぶ。モルダヴィアとの境は、伝統的にミルコヴ川(Milcov River)となってきた。ドナウ川河口の南北を領するのはドブルジャである。 首都とされた都市は時代と共に移り変わり、クムプルング(Câmpulung)からクルテア・デ・アルジェシュ、トゥルゴヴィシュテ、そして16世紀後半からブカレストが首都となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ワラキア」の詳細全文を読む
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